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10日衆院本会議で、政府に災害対応を求める決議が全員一致で採択されたと。

NHK 10日 15時26分 衆院本会議 災害対応求める決議 全会一致で採択

記録的な豪雨による甚大な被害を受け、衆議院は10日の本会議で、政府に対し、速やかに被災状況を把握し、早期の激甚災害の指定や、生活基盤の早急な回復に取り組むことなどを求める決議を全会一致で採択しました。
衆議院本会議では冒頭、大島議長が「多くの尊い命が失われ、各地に甚大な被害がもたらされていることは、痛恨に堪えない。犠牲となった方々のご冥福をお祈りする」と述べ、豪雨による犠牲者に黙とうを捧げました。

そして、政府に対し、災害の状況把握に努め、被災した自治体と緊密に連携し、万全の対策を講じるよう求める決議を全会一致で採択しました。

決議では、安否の確認と人命救助に全力を傾注すること、早期に激甚災害の指定を行うこと、水道や電気などのライフラインを確保し、被災地の生活基盤の早急な回復を図ること、さらに、特別警報をより正確で速やかに伝達するため不断の見直しなどに取り組むよう求めています。

決議の採択を受けて、小此木防災担当大臣は「政府としては、人命第一の方針のもと、全力で救命救助にあたり、被災者に寄り添いながら、先手先手で対応に万全を期したい」と述べました。

これだけ読むと、政府は全力で人命救助にあたるんだな。ヨシヨシとなるじゃない。
でも実際は、9日の理事懇談会で10日にカジノ法案の審議を行うことが、委員長職権で強行され、
本日カジノ法案の審議が行われているんだよね。


しんぶん赤旗 10日 大災害よそにカジノ 参院委 きょう審議 職権で強行

 カジノ実施法案を付託されている参院内閣委員会は9日、理事懇談会を開き、10日に法案の審議を行う日程を柘植芳文委員長(自民)の職権で決めました。日本共産党、国民民主党、立憲民主党、希望の会(自由・社民)は、政府をあげて大災害の対策に集中すべきときであり、カジノ法案の審議など許されないと強く抗議しました。

 理事懇では自民党が「10日に6時間の質疑を行いたい」と提案。公明党は「会期が短くなっており審議すべき」と同調し、維新の会は「審議をするなら政府の責任で国民から批判を受けないようにすべきだ」と主張しました。

 日本共産党など野党3党1会派はこれに強く反対。断続的に開いた理事懇で、最終的に10日の委員会開会を委員長職権で強行しました。

 理事懇後、野党3党1会派の理事会メンバーは共同で記者の取材に応じ、暴挙に抗議。日本共産党の田村智子議員は「なぜいま委員会を開かなければならないのか与党にも説明ができない」「災害復旧の陣頭指揮をとるべき石井啓一国土交通相が、その身分をわきにおいてカジノ担当大臣として委員会に出席するのはありえないことだ」とのべました。

ちっともヨシヨシじゃないじゃない。
やっぱアベ政権は人命よりカジノが大事なんじゃない。
何が被災者に寄り添うだよ、噓つきアベ政権。

森ゆうこ姐サンは、怒っている!

まもなく参議院内閣委員会が開かれる。

野党は災害対応を最優先すべき国土交通大臣が、カジノ担当大臣であり、また内閣委員長も被災自治体選出の議員であることから、カジノ実施法案の審議に強く反対。

しかし、最後は委員長職権で開催が決まった。

— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2018年7月10日