IRイメージ
MGMリゾーツ・インターナショナルが大阪・夢洲に開発を目指すIR施設のイメージ=日本MGMリゾーツ提供/毎日新聞


何から何まで胡散臭いのが、先日成立したカジノ法案。
正式名を「カジノを含む統合型リゾート(IR)整備法」
そのそもこの名称がサギだろー。(笑)

4月27日に法案が閣議決定され、国会に提出された。
5月22日に衆院本会議で審議入り。
それからたった2ヶ月で可決・成立ですよ。

提出されたのもギリギリだし。
みっちり審議されるとボロが出るから、わざとギリギリにしたんじゃないっすかね。
だって、蓋を開けたら「カジノ業者が客に金貸しできる」「成立後に省令で決める項目331個」だもんね。
維新に恩を売るために是が非とも通さなければと言うのであれば、
もっと早くに閣議決定して国会に提出するのが本筋でしょ。
やっぱり、なるべく審議をしたくなかったとしか思えない。狡いやり方だね。

アベは「インバウンドをたくさん呼んで経済効果を狙う」と、これって嘘っぱちだろー。
どれくらいの経済効果が見込めるかの試算ないし、業者や立地候補自治体は利用者の7〜8割が日本人と試算してる。

そもそも、1回6000円出してカジノに通う日本人って、どんな人やねん?
どう考えてもプチブル以上で、カジノという金持ちステイタスが欲しい人たちだろうけど、
そういう人たちって、海外に行っちゃいませんかねぇ?
本当に7〜8割日本人で、儲けが出るんだろうかと.....
そんな事を考えてたら、こんな記事を見つけた。




 カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法が成立した。国内でのカジノ開業が現実のものとなり、参画に意欲を示す海外のIR事業者やディーラー養成校の動きが活発化しつつある。一方、「日本でカジノは成功しない」とみる専門家の声は根強い。

....中略....

 しかし、スイス在住で、観光庁などが認定する「観光カリスマ」の山田桂一郎さんは「二番煎じの施設では、マカオなど海外の既存のカジノから日本に客を引き寄せられるかは疑問。なぜ今カジノが必要なのか分からない」と懐疑的だ。訪日外国人旅行者は17年度、当初20年の目標だった2000万人を大幅に超え、過去最多の2977万人を記録。「カジノがなくても外国人観光客を呼べる文化や歴史的な資源が日本にある」と指摘する。

 カジノ誘致に乗り出す自治体の中には、利用者の8割が日本人との試算がある。だが、世界のカジノ事情を研究する静岡大の鳥畑与一教授(国際金融論)は「日本で競馬などの公営ギャンブルやパチンコにはまる層が、1回6000円の入場料を払ってまで、カジノをしに来るとは思えない」と首をかしげる。

やっぱそうですよねぇ。

しかしですよ。
海千山千のカジノ業者が、儲からない事に投資するとは考えられません。
となると、カジノはあくまで表向きで、本当の儲けは他の所にある...という事になる。

 それは、な〜に? それは秘密、ひみつ、ヒミツ、秘密のアッコちゃん♪


それは、マネーロンダリングかもねという話。
カジノがマネーロンダリングの温床になるってのは、有名な話のようですよ〜。
どんな風にやるかと言えば、こんな風よ↓


カジノ施設における具体的なマネーロンダリングの手法とは、カジノにて、不正に入手したお金を賭けてわざと負けます。すると、負けたお金はいったんカジノ施設の事業者(ディーラー)のものとなります。そして、さらに次のゲームで勝った者(仲間)が賭けに買ってお金を入手するという仕組みです。

つまり、カジノ施設を運営する事業者も、仲間なのです。

ゲームのディーラーが賭けの勝負を上手にコントロールし、ゲームの回数を積み重ねて少しずつ仲間に資金を移動させていくのです。そして、賭けに勝った仲間は、チップを換金してカジノ施設を出れば、マネーロンダリングの完了となるわけです。


なるほどね。
本当はそっちが狙いだったから、法案をギリギリに提出して、さらに成立後に決める項目を331個も入れて、
国会で審議する事を極力避け、最短で成立させた....と、
そう考えると、とても納得できるわけですよ。

そらまぁ群がるわねぇ。お金大好きな政治家が。


こういった違法行為を取り締まるために「カジノ管理委員会」っちゅーのを作るんだけど、
これがまたええ加減なシロモノだよ。

 ・委員長と委員4人で構成 (たった5人)
 ・衆参両院の同意を得て首相が任命する (数の理論でアベちんの思い通りにできる)
 ・任期は公取委などと同じく5年だが、再任も認める (ずっと同じ人が続けられる腐敗構造)

しかも委員会の下に設置する「事務局」の職員は、カジノ業者から採用する可能性もあるという話。
 朝日新聞 6月9日 カジノ監督「事業者からも」 国交相が可能性言及 実効性、疑念

カジノの利害関係者は委員になることはできないとするが、実務にあたる事務局職員には制限する規定がない。

カジノ管理委員会


これでズブズブにならなかったら、おかしいよ〜んって話だぁ。


しかしねぇ。
テレビは全く報道しませんでしたね。こういった事を。

忘れませんよ、アタシ。