倉敷市真備町 ゴミの山
 見渡す限り災害ゴミだった。=7月11日、倉敷市真備町 撮影:田中龍作氏=


被災地の状況は、テレビの報道で知るぐらいしかできないのだけど.....
復興が遅々として進まない感がある。

道を狭めるガレキの山。重機が入れず本格的な土砂の撤去も進まない。
車や家々が泥に埋もれたまま手つかずの町もあった。
住宅に入り込んだ土砂のかき出しも、住民やボランティアが頑張ってる姿は報道されるけど、
そこに自衛隊の姿が見られないのを訝しく感じていた。

田中龍作ジャーナルによれば、政府が自衛隊を出し渋っていると言う話なのだ。




 西日本豪雨で町の3分の1が水に浸かった倉敷市真備町。災害ゴミと呼ばれる膨大な量の瓦礫が、町中に溢れた。国道沿いの瓦礫は自衛隊による撤去活動ですっかり撤去されたが、県道や市道などでは、まだ大量の瓦礫が残る。

 ところが防衛省は「岡山県での自衛隊の瓦礫撤去活動は(8月1日時点で)全行程終了した」と正式に表明した。きょう2日、国会内で開かれた立憲民主党の豪雨災害対策本部会議で同省が明らかにした。

 知人の倉敷市民によると自衛隊は7月末頃から撤収を始めた、という。岡田小学校での入浴サービスにあたる部隊などはまだ残っているそうだ。

 対策本部会議で立憲民主党の高井崇志議員(岡山1区)は「まだまだ真備町の瓦礫は全然かたづいていない。何とかお願いします」と自衛隊の活動継続を求めた。

 自衛隊が去った後、撤去作業にあたるのはボランティアとみられる。政府は「ボランティアの数が不足している」とボヤくが、自衛隊を出し渋っていることは明白だ。そもそも初動からして出し渋っていた。「助かる命も助からなかった」という反省は、安倍首相や小野寺防衛相にないのだろうか。

うん、そう。初動からおかしいと思ってた。
自衛隊を2万人待機させてると言いながら出動させたのは2千人とか、そう言う報道が流れていて危惧してたのだが...
やっぱり出し渋ってたのか?

被害が広域すぎて、全てに行き渡らないというのはあるだろうけど、
まだまだ助けを必要としてるエリアから自衛隊を撤収していいという理由にはならんだろう。
特に真備町は甚大な被害を受けたエリアだと認識してる。
他にもっと優先すべきエリアがあるという話でもないような気がする。

アベ政権には血も涙も無いのか? (-_-メ)


テレビはボランティアばかりを訴え、国の責任を問うようなことはない。
それどころかここ数日は「ボクシング」というフレッシュなネタを得て大騒ぎ。
被災地の報道もすっかり少なくなってしまった。

いったいどうなってんだろうね?

あの土に埋もれた町は、その後どうなったのか? ちゃんと報道して欲しい。



※広島県坂町小屋浦地区....ネット情報によれば7/30現在で小屋浦4丁目の30世帯は土砂が堆積したままです。
小屋浦地区
7/14現在の小屋浦4丁目 出典:中国新聞




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ボクシングの山根会長がテレビに出過ぎで、ワロタ。ニュータイプだね。
それを競って報道してるテレビもアホやね。 



それを喜んで観てる視聴者も......Ω\ζ゚)チーン