「ラウンドアップ」は米企業モンサントが開発した除草剤。
日本のホームセンターでも大量に同名の除草剤が売られてる。
日本では日産化学工業の製品として売られてるけど、中身はモンサントの工場で作られたものです。(wiki)

これでんがな。
ラウンドアップ

こないだマツキヨでも売ってた!
主成分がグリホサート。そのグリホサートが商品名のヤツが、ドンキに積み上げられてたこともあった。
EUでは厳しく規制されてるのに、日本政府は逆に規制緩和する始末!



【8月11日 AFP】米カリフォルニア州在住で末期がんと診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサント(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」のせいだと同社を提訴した裁判で10日、陪審はモンサントに約2億9000万ドル(約320億円)の支払いを命じる評決を出した。

 陪審は全員一致で、モンサントの行動には「悪意があり」、除草剤「ラウンドアップ」とその業務用製品「レンジャープロ(RangerPro)」が、原告のドウェイン・ジョンソン(Dewayne Johnson)さんの末期がんの「実質的」な原因だったと結論付けた。モンサントは上訴する意向を示した。

 8週間の裁判で、サンフランシスコの裁判所の陪審は懲罰的損害賠償金2億5000万ドル(約280億円)と補償的損害賠償金やその他の費用を合わせた計約2億9000万ドルを支払うようモンサントに命じる評決を出した。


 グラウンドキーパーとして働いていたジョンソンさんは2014年に白血球が関与するがんの非ホジキンリンパ腫と診断された。同州ベニシア(Benicia)にある学校の校庭の管理にレンジャープロのジェネリック製品を使用していたという。

 世界保健機関(WHO)の外部組織である「国際がん研究機関(IARC)」は2015年にラウンドアップの主成分であるグリホサートを「おそらく発がん性がある可能性がある」物質と指定し、カリフォルニア州が同じ措置を取った。これに基づいてこの裁判は起こされた。

 モンサントは声明で「ジョンソン氏と家族に同情する」と述べた一方、「過去40年、安全かつ効果的に使用され、農業経営者などにとって重要な役割を担うこの製品を引き続き精一杯擁護していく」として上訴する意向を示した。

■同様の訴訟 相次ぐ恐れ

 今回の裁判はモンサント製品のせいでがんを発症したと提訴し公判にこぎ着けた最初のケースだった。モンサントが敗訴したことで最近ドイツの製薬会社バイエル(Bayer)に買収されたばかりの同社を相手取って数百件の訴訟が起こされる可能性が高まったと専門家らは指摘している。

 法廷で頭を垂れて座るジョンソンさんの後方に座っていたジョンソンさんの弁護団の一員で故ロバート・ケネディ(Robert Kennedy)元司法長官の息子に当たるロバート・ケネディ・ジュニア(Robert F. Kennedy Jr)氏は、「この評決をきっかけに今後新たな裁判が次々に起こるだろう」と述べた。(c)AFP/Glenn


印鑰 智哉のブログ 2017/12/26 日本政府、グリホサートの残留基準値を大幅緩和

日本では最大400倍、グリホサートの使用規制が緩和されたそうですよ!
そんなこと、大手メディアは全く報道しませんから、ほとんどの国民は知りません。


今年6月には、ドイツの製薬会社バイエルがモンサント買収を完了した。
この意味わかりますか?

バイエルは抗がん剤を作っている。
つまりモンサントの除草剤でガン患者を大量生産して、バイエルが儲ける。
悪魔のマッチポンプですよ! これがグローバリズムの恐ろしさ。

 
とにかくみなさん、ラウンドアップとグリホサートには要注意ですよ!