ビキニ環礁
AFP=時事通信 ビキニ環礁で1952年に行われた水爆実験の原子雲/BuzzFeed

1954年、アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で、日本の複数の漁船が被爆した。
その中の1つ「第五福竜丸」の乗組員が半年後に死亡している。(第五福竜丸事件)
第五福竜丸から水揚げされた2トンのマグロは、築地市場のどこかに埋められたままなのだという。

いやいやこんな話、知りませんでしたよ〜。
第五福竜丸さえ、今ではもう知ってる人は多くはないのだから、「原爆マグロ」の話なんてほぼ知らない。
しかし、どこに埋められたか記録も無いなんて、そんな事あっていいの?



世界最大級の卸売市場と、ゴジラとの間にある共通項。それは、「第五福竜丸事件」だった。

築地市場が、その83年の歴史に幕を閉じる。

約480種類の水産物が1日あたり1676トン(2014年)取り扱われている、世界最大級の卸売り市場。その一角にかつて、「原爆マグロ」が埋められたという事実は、あまり知られていない。

あの「ゴジラ」にも着想を与えた、「第五福竜丸事件」にまつわる話だ。


各地に水揚げされた原爆マグロ

1954年3月1日。太平洋・ビキニ環礁でアメリカが実施した水爆実験「ブラボー」に、日本の複数のマグロ漁船が巻き込まれた。うち一隻の「第五福竜丸」の乗組員が被曝し、半年後に無線長の男性が死亡した。

水爆実験で安住の地を奪われた、という設定の「ゴジラ」に着想を与えた「第五福竜丸事件」だ。

漁船の多くは、「死の灰」と呼ばれる放射性降下物を浴びた。その年の暮れまでに、各地の漁港には、計856隻から汚染されたマグロなどが水揚げされることになる。

汚染魚たちのことを、人々は「原子マグロ」や「原爆マグロ」と呼んだ。市場はパニックに陥り、マグロの価格は暴落。競りが不成立になるなど、被害は大きく拡大した。

…………


マグロはどこに消えた

各地の汚染魚たちをそのまま流通させるわけにもいかず、いずれも、地中に埋められたり、沖合で投棄されたりした。

築地市場に第五福竜丸から水揚げされたマグロ2トンが届いたのは、被曝から約2週間後。3月16日午前3時のことだった。

当時の朝日新聞(同日付夕刊)ではその様子をこう報じている。

築地市場からは同船の魚は街頭に流れていない模様。十六日午後一時半から原爆魚の放射能の測定を行った。
放射能測定器で測定したところ、一ミリグラムのラジウムが持つ放射能と同程度の放射能が記録された。この放射能は相当強いもので、三十センチ以内に長くいると放射能の害を受けるし、またもちろん食べれば危険がある。


見つからない痕跡

マグロたちは、やはりすぐに埋められた。翌朝の読売新聞「原子マグロ土葬 魚河岸はもう大丈夫」には、こんな記述がある。

都衛生局で十六日夜六時から緊急会議を開き、マグロ、サメ等大物販売所に隔離してあった原子マグロを場外駐車場に運び出し地下二メートルに埋めるとともに場内を散水車で洗い斎藤科研所員が付近一帯をガイガー・カウンターで再検査したところ全く放射能は認めず……
マグロが市場内のどこに埋められたのか、正確な場所はわかっていない。

築地市場の担当者は、BuzzFeed Newsの取材に「正門らへんではないかという話はありますが、明確な記録はありません」と語る。

平成に入ってから、市場の改築工事や都営地下鉄大江戸線の工事にあたり、該当箇所と思われる部分を掘り返した。しかし、マグロたちの痕跡はなかった。

いままで、異常な放射線が検出されたこともないという。

……以下略….
読売新聞 原子マグロ



埋めた場所の記録も無いってぇぇ? 誰が信じるよ、そんな事。( ̄‥ ̄)=3 フン
誰かが情報を握り潰したんでしょうが。誰よ、それ?

たかだか64年前のことが、こんな風になっちゃうんですよ。
何十万年、何百万年?も管理し続けなければならない核のゴミの「最終処分場」なんてのが、いかに絵に描いた餅かよくわかる話だわ。

今出したゴミを次の世代に押し付ける権利なんて、誰にも無いのですよ。
自分がその立場になって考えたら、ホンマ失礼な話やろ。


そんでもって、人間様は自分らのことばっか考えてるけど、
一番の被害者は、原爆マグロなんて不名誉な名前つけられた挙句埋められ忘れられた、マグロさんたちですよ。
海の魚も、空飛ぶ鳥も、森の木々も、土の中の菌類まで.....
この地球の生きとし生けるもの全てが、人間のエゴのせいで大迷惑を被っている。


いい加減、反省しようよ。