社会的共通資本は……利潤追求の対象として市場的な条件によって左右されてはならない 

(宇沢弘文氏・故人)

宇沢
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朝日新聞 12日 折々のことば:1313 鷲田清一

 社会的共通資本は……利潤追求の対象として市場的な条件によって左右されてはならない

 (宇沢弘文)

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 水や大気、森や河川といった自然環境と、道路や交通機関、水道や電力といった社会的インフラと、教育や医療、司法や行政といった制度資本は、誰の生活にも不可欠な基盤として「社会的共通資本」なのだと経済学者は言う。だからその管理・運営は、職業的専門家がその職業的規律に従って行動する独立の機構に「信託(フィデュシアリー)」の形で委ねられるべきだと。『社会的共通資本』から。

水や水道や電気や医療やetc....
人が生きてくために不可欠なもを、競争原理に任せるんじゃねぇよということ。


2011年の動画
https://youtu.be/Tz_vDPaGAO0


参照ブログ→「TPPは社会的共通資本を破壊する!」宇沢弘文東京大学名誉教授

この爺さまは、TPPにも反対しておられたのだけど、安保法制成立のちょうど1年前に亡くなられてしまわれた。



これ、当たり前のことなのだけど、世界中で反対のことが起きて、
そのために格差が広がり分断が起きて、今は市民の反撃が起きてる真っ最中!
(米国→トランプ政権、英国→EU離脱、フランス→デモ、イタリア→五つ星運動など)
日本はそこに学ばないで、周回遅れで同じ道を突っ走ろうとしてる。

学ばない、学べない、ではなくて、知っててわざとやってんでしょ!
なんのためかと言えば、一部の人が儲けるためですよ。