同様大学1
東洋大に立てられた看板は、10分で撤去された。



いやもうまさにコレ、日本崩壊でしょ。
大学に表現や思想の自由が失われたら終わりだよ。

詳細は、ゆるねとでどうぞ。

ゆるねとニュース 23日 【酷い】東洋大生が「竹中平蔵による授業反対」の看板を設置→大学側が撤去&2時間半もの取り調べ&退学処分をちらつかせる!
 

実はコレ、数日前からツイッターで炎上してる。

発信元はコチラのフェイスブック。

東洋大学4年の船橋秀人君が、大学キャンパスで東洋大学教授竹中平蔵の講義と、竹中平蔵が行って来た犯罪的な行いに抗議して、単身で立て看を立て、ビラ撒きを行いました。学生の反応はいまひとつ、立て看は10分で撤去されたそうです。大学当局は、彼を呼び出して二時間半も尋問して、「学則に違反する行動」として、「学生の本分」から外れ、「大学の秩序」を乱したと決めつけて、卒論審査も済んでいる彼に「退学処分」を警告したそうです。
 
若者の命と未来を奪い、若者の希望と可能性を破壊した竹中平蔵を批判したことの、どこが「学生の本分」から外れ、「大学の秩序を乱した」のだと言うのでしょうか!?

ソーシャルメディアでは、船橋君の勇気ある単独行動を支持する声が高まっています。しかし東洋大学の学生の冷たい無視と、当局の弾圧への教職員の無視は酷いものですね。東洋大学でのビラ撒きは40年ぶりではないかと言う、船橋君への不断の注視と、彼の抗議行動への連帯表明をお願いいたします。

今の全体主義時代に、ひとりで竹中平蔵に抗議することは、ナチ時代の1942年からミュンヘンで反ナチ活動を続けた『白ばら』に等しいと船橋君は言っています。

大学生が撒いたビラの文章

この大学はこのままでいいのだろうか?
 
我々の生活が危ない!
 
竹中氏の過悪、その一つは大規模な規制緩和である。特に2003年の労働者派遣法の改悪がこの国にもたらしたものは大きい。それまで限定されていた業種が大幅に拡大されることで、この国には非正規雇用者が増大したのである。「正社員をなくせばいい」や「若者には貧しくなる自由がある」といった発言は、当時の世論を騒がせた。しかしながら、この男まるで反省の素振りを見せない。「朝まで生テレビ!」という番組では、自らの政策の肝であったトリクルダウン(お金持ちが富むことでその富が貧しい者にも浸透するという理論)について、「あり得ない」というある種開き直ったかのような発言をしており、まるで自分がやった責任について無自覚なようだ。

また、昨年可決された高度プロフェッショナル制度については、「個人的には、結果的に(対象が)拡大していくことを期待している」などという驚くべき思惑を公言している。つまり、初めは限定的なものだからという理由で可決された労働者派遣法が、今これほどまでに対象を拡大したように、高度プロフェッショナル制度は、今後とも更なる拡大が予想されるのである。無論、我々も例外ではない。労働者はこれから一層使い捨てにされることになるのだ!!
 
様々な利権への関与!?

竹中氏が人材派遣会社のパソナグループの会長を務めているということも忘れてはならない。というのも労働者派遣法の改悪は、自らが会長を務める会社の利権獲得に通じていたからだ。まさに国家の私物化である。

また、最近では昨年法案の正当性について全く審議されずに可決された水道法改正案と入管法改正案についても関与していたことが明るみになっている。更に加計学園との関連も取りざたされており、今後ともこの男の暴走を追及する必要がありそうだ。
 
今こそ変えよう、この大学を、この国を
 
皆さんは恥ずかしくないですか、こんな男がいる大学に在籍していることが。僕は恥ずかしい。そして、将来自分や友達や自分の子どもが使い捨てにされていくのを見ながら、何も行動を起こさなかったことを悔いる自分が、僕は恥ずかしい。

意志ある者たちよ、立ち上がれ!大学の主役は、我々学生なのだ。右も左も前も後も何にも分からない人も、みんな集まれ。民主主義は決して難しいものではない。共に考え、議論し、周りに訴えながら、もう一度みんなでこの社会を立て直そう!!
東洋大学3
東洋大学4


言ってることは全て事実だと私は思う。
しっかりと現実を把握して自分の頭で考えて行動してる、ちゃんとした言論じゃないですか。
齟齬があるならご本人が言論の場で反論すればいい。大学なんだから。
それを、退学させると脅すなんてもってのほか!

東洋大は竹中平蔵記念大学か? 恥ずかしいにもほどがある。


この件について東洋大はこんなコメントをしている。(キャリコネニュースより)
東洋大学は1月23日、公式サイトに声明を発表。無許可での立看板の設置、ビラ撒きは禁止されているため、船橋さんに指導したと説明した。退学処分については否定している。

「(指導の際)事実確認と禁止行為に関する説明を行いましたが、一部ネット等で散見されるような当該学生に対する退学処分の事実はありません。本件に関して、所属学部では退学としないことを確認しております」

無許可での立看板の設置、ビラ撒きは禁止なんですと。不自由な大学だね。
退学させないとは言ってるけど、退学を警告してないとは言ってない。

そういうことを言わないのにこんな大騒ぎになるとは、ちょっと考えにくいですよね。



私が問題提起したいのは、ネットメディアも参入しての大騒ぎになってるのに、
大手新聞やテレビが全くスルーしてること。

この件に限らない。竹中平蔵の不正について大手メディアはいつも全く報道しない。
それどころか、論客として出演させる。
その時の肩書きは「東洋大教授」で「パソナ会長」である事はいつも伏せられる。
それについて、竹中平蔵とNHKの「クロ現+」に出演した上西先生がこんなことを言ってる。


やっぱりね。アベと会食する幹部の差し金なのだ。
単なる民間人に過ぎない竹中平蔵を、大手メディアはまるで腫れ物に触るように特別扱いする。
それは、竹中もアベ政権の一部だからなのだろう。

一部というよりも、経済政策については竹中がアベ政権を牛耳ってるように見える。
アベ政権において、新自由主義の旗振り役をしてるのは竹中平蔵なのだ。
現に、竹中の提案がそのまま法案として国会に提出され、成立していく。

コイツは、小泉政権の時に頭角を現し、それ以来ずっと歴代政権に取り付いて政策に関与し続けてないか?(福田、鳩山政権は除いて)
だとすると、たとえ政権交代が起きたとしても、メディアの特別扱いは終わらないのかも知れない。


そんな恐ろしい空想をしてしまった。



ところで東洋大は、18年4月から読売新聞、朝日新聞と連携して「新聞活用プロジェクト」っちゅーのをやってるぞ。(読売新聞より)
大学が購読料を負担して、新入生に読売と朝日を読ませてるらしい。
なんやそれ....(´・ω・`) ゲンナリ…