警察
拘束具で身体を拘束された後、多数の警察官に囲まれるアルジュンさん。最大で16人ほどが保護室に駆けつけたという。/ビジネスインサイダー


ネパール人が地検での取り調べ中に意識を失い死亡した事件で、当日の朝、新宿警察署内において多数の警官により取り押さえられ拘束される映像が公開された。


ビジネスインサイダー 29日【衝撃映像入手】16人で1人取り押さえ手足拘束した警察。検察取り調べ中にネパール人男性死亡
2017年3月、ネパール人のシン・アルジュン・バハドゥールさん(当時39)が東京地方検察庁の取り調べ中に意識を失い、病院搬送後に死亡した事件で、当日の朝、警察官に取り押さえられ、特殊な拘束具で手足を拘束された経緯の詳細が明らかになった。
 
関係者から、警視庁新宿警察署の留置施設内のビデオの映像を入手した。
 
アルジュンさんの妻は、国と東京都を相手に約6935万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴している。
 
留置施設の映像は、裁判の手続きの中で東京都側が裁判所に提出した。
 
映像からは、最も多い時点では16人ほどの警察官がアルジュンさんを「保護室」内で取り押さえ、「ベルト手錠」などで手足が動かせない状態にした経緯の詳細がわかる。
 
記事とともに公開した映像は、東京都側が証拠として提出した映像に最小限の編集を加え、約5分間にしたものだ。

https://youtu.be/1GyBkDZgQCs
アルジュンさんはこのあと取り調べ中に、拘束具を外された直後、意識を失い、帰らぬ人となった。
アルジュンさんは取り調べ中に拘束具を外された直後、急に意識を失ったという。原告側の鑑定結果によれば、身体を強く拘束すると筋肉が壊死を起こし、身体には毒となるカリウムなどの成分が生じる。不用意に拘束を解いたため、毒となる成分が一気に全身に回って死亡したと指摘。
 
原告側は「警察による緊縛によるもの」と主張している。

以下、アルジュンさんが捕えられ拘束に至る経緯などは、リンク先を読んでください。

その中でこの部分、かなり怖いです。
一連の対応について原告側の鑑定書は、

時々警察官が保護房内に入り込み、戒具の締め直しを行っているのも認められる。締め付けを強くする、すなわち緊縛を強くすることは極めて危険な行為である。緊縛が強くなれば、それだけ血液は流れにくくなる。身体を締め付けるということは、血液の循環が阻害されることである」

と指摘している。

動画中に2時間後に拘束が解かれたとある。
2時間の間に「時々」というからには複数回、戒具を締め直したことになる。
いったい何のためにそんなことをするのだろう?

そもそも独房のような狭い部屋に警察官が10数名が寄ってたかって抑えつけ、手足を拘束する必要性があったのだろうか?

自由を奪うためなら、部屋に閉じ込めるだけで十分のような気がする。

とても過剰なものを感じる。
やってる警官の心理を考えると、何だか恐ろしい気がする。


酔っ払いを制圧死させたとか、(鹿児島)
酔っ払いを取り押さえ、搬送中に意識を失いその後死亡したとか、(大阪)
そういう事件も記憶に新しい。

警察による不祥事も多発してる。
特に、警官5人による集団強姦事件はひどすぎる。(しかも不起訴)


真面目に頑張ってる警察官も沢山いると思うし、一括りにはしたくないけど、
正直、警察が怖いです。何とかして下さい。




3畳もないくらいの水道もトイレもない「保護室」ってのも、なんか怖い......