これがPKOで派遣する自衛隊員が持たされる「救急キッド」
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ナンジャコレみたいなお粗末っぷり!
しかも南スーダン派遣では、まともに手術できる医務官が1人もいなかったって!
これじゃあ、もし大怪我したら死ぬしかないですね。

2016年の記事ですが、読めば政権の無責任っぷりがわかります。

yahoo!ニュース 2016/12/14 元自衛官、安倍政権に怒り―南スーダン駆けつけ警護「負傷したら治療されずに死ぬ」

抜粋
〇手術できる医務官はなし、自衛隊員は痛み止めすら持たされない
 
危険な紛争地で、戦闘を行えば、必ず負傷者は出る。しかし、安倍政権は医療面での支えを無しに、他国のPKO隊員が死亡しているなど危険な南スーダンに自衛隊を送ってしまった。現在、PKOに派遣される部隊であっても、自衛隊員が持たされる救急キットは恐ろしくお粗末なものだ。止血帯とガーゼ、包帯くらいしかなく、驚くことに痛み止めすらない。手足がちぎれるなど、戦場で負うような大けがをした場合、痛みだけでショック死する可能性だってある。オスプレイなど高額な米国産の兵器をいろいろ買い込んでいる安倍政権だが、基本的な自衛隊員へのサポートが全くなっていないのだ。
〇元イラク派遣自衛官「過ち繰り返すな」

こうした安倍政権のやり方に「ふざけないでほしい」と憤っているのが、元自衛官の池田頼将さんだ。池田さんは航空自衛隊の第9期イラク派遣部隊として、2006年、イラク隣国クウェートへ派遣された。そのクウェートで池田さんは米軍関係車両にはねられるという事故にあったが、まともな治療を受けることができなかったという。
 
「自衛隊宿舎の医務室は学校の保健室みたいなものでした。ただ、薬が置いてあるだけで、手術はおろか輸血すらできません。それどころか、『米軍にひかれたのだから、米軍に治療してもらえ!』と言われる始末でした」(池田さん)。

 池田さんは派遣先ではまともな治療が受けられないとして、帰国を上官に求めたが曖昧にされ、2カ月弱ほどの間、帰国することができず、顎や首などの上半身に後遺症が残った。

池田さんは「事故を隠蔽しようとして、治療もしないまま帰国を遅れさせられたことで、後遺症を抱えることになった」と国を訴え、現在も係争中だ

南スーダンへの自衛隊の派遣部隊がお粗末な医療体制にあることについて、池田さんは「僕の事故の教訓がまるで活かされていません。悔しいです」と言う。

「このままでは、南スーダンへの派遣部隊の自衛隊員の中から第二の僕のような犠牲者が出てしまいます」(池田さん)。

前出の池田頼将さんは、こう憤る。「自衛官は、命令されたら、どこでも行くし、どんな危険な任務であっても、命令に従います。少なくとも嫌とは言えません。だからこそ、命令する側、安倍政権の責任はとても大きいと思います」。

まるで、死んでこいとばかりに、医療体制も整えず、派遣のみを先行させる安倍政権。あまりに無責任だと言えるだろう。


あまりにも無責任。人命軽視も甚だしいですね、アベ政権...というか自民党。
これじゃぁ戦前の精神論と変わらんですよ。

アベ氏は、9条に自衛隊を明記して「すべての自衛隊員が誇りを持って任務を全うできる環境を整える」なんて言うけど、任務を全うできる環境をオマエが整えろって話だ!💢


人命軽視する人に9条改憲なんてやらせたら、大変なことになりますよ、みなさん。


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元自衛官の池田さんは、国を訴え係争中...とあるのですが、ちっとも知りませんでした。
調べたら、2012/09/27に「賠償求め訴訟」との新聞記事になってます。朝日、読売で報じられてます。(参照

しかも池田さん、国と裁判が始まってから違法捜査で逮捕されてます!(; ꒪֊꒪)
 →2016/2/5 国に裏切られた元イラク派遣自衛官、逮捕されるー違法捜査での起訴、不可解な逮捕のタイミング

で、国に賠償求めた裁判は、今も続行中のよう。
 →2019年2月14日 自衛隊は真実を隠すな 池田自衛隊裁判 傍聴を訴える

でも、メディアはこの裁判の行方を全く報道してません。
国民のほとんどは、こんな裁判が行われている事すら知りません。
私も知りませんでした。

これでいいんでしょうか? クラクラします。