しんぶん赤旗
knamekataさんのツイートより/クリックで拡大



拡大してもちょっと読みづらいのですが、見出しが突き刺さったのであります。


しんぶん赤旗


表現を仕事にしてる作家と一般人では立場が異なりますが、
無関心が「現状容認」であるのは変わらない。

...となれば、政府は国民が無関心であればあるほど好都合なわけです。
だって、好き勝手やっても容認されるのですから。

◯無関心な人が多いほど、政権は長続きする。
スクリーンショット 2019-05-10 13.53.25

小泉政権、安倍政権ともに長期政権ですが、
かつて70%以上あった投票率が、小泉政権以降ガクッと落ちてます。
安倍政権に至っては、過去最低....

無関心な人が多いほど、政権は長続きする。
となれば、政権がコレを利用しない手はないでしょうね。


◯無関心は存在せず、参加を妨げる多くの障害があるだけ


こちらの動画を見て欲しいのです。
 →デイブ・メスリン:無関心への特効薬

下に日本語の文字起こしもあります。
「関係ない」 何度耳にしたでしょう 「みんなわがままで バカで 怠け者だから 世の中が変わるわけない」 一体何度 聞いたセリフでしょう? 私がお伝えしたいのは いわゆる無関心というのは 本当は存在せず 私たちは関心がある一方で 私たちの参加を妨げる 多くの障害があるだけだということです 

カナダも日本と同じような問題を抱えてることがわかります。
特にこの部分とか、
公共の空間 (拍手) 大きな政治的変化を起こすのに 大きな障害なのが 公共の場に関する考え方です 表現の自由に値札を付けてます お金を持った人が視覚的にも思想的にも より大きな宣伝ができます 問題なのは 大切なメッセージがあっても お金にならなければ 決して日の目を見ないということです 
スクリーンショット 2019-05-10 10.34.30
これって、「#自民党2019」プロジェクトを連想させます。
スクリーンショット 2019-05-10 10.40.02
著名なイラストレーターにイラストを依頼して、東京の一等地に掲げるなんて芸当は、お金のない政党にはとてもできません。

この部分も...
メディアは セレブネタや スキャンダルを報じるばかりで 私たちと政治の関わりを 断ってしまっています 重要な政治の記事を扱う時でさえ 関わりを促すようになっていません
まるで日本のメディアのことみたいじゃない。(笑) 

さらに、行政の広報が読みにくく、わかりにくいというのも同じです。
行政の広報はこんな感じで、
スクリーンショット 2019-05-10 15.04.03
ナイキが同じようにすると、こうなると。
スクリーンショット 2019-05-10 15.04.25
これじゃあ誰も見ません。

私は時々政府の公式ページを見るのですが、政府の情報公開のやり方は、とりあえず公開してるってだけで、本当に分かりづらい不親切なものです。
例えば、「◯◯法案」についての内容を知りたいと思っても、法案文がPDFで公開されているだけで、説明も何もありません。

これって、ものすごいハードルです。

何十ページもあるような、ただでさえわかりにくい法案文を読破して理解する暇と根気のある人なんて、それを仕事にしてる人以外いません。

また、政府が法案を作成しても、全くアナウンスされません。
国会審議されてても、メディアが報道しません。
それで、知らぬ間に母子加算がされてたり、政府がネットに違法侵入するような法案が通ってたりします。

多分、政治に全く関心のない人なんていないんだと思います。
けれど、わかりにくい、不親切、メディアが他へ誘導する、などなど数々のハードルが立ち塞がっています。
自分が生きるのに精一杯な人たちが、これらのハードルを越えるのは至難の技です。
結局、自分には無理と諦める人も多いんだろうと思います。

アベ政権になってから、ハードルがどんどん増えてる気がします。
政権維持のために、無関心な人を量産してるんじゃないですか?

これらのハードルを取り除いて、政治に参加しやすい環境を作ることが大切なんだと思います。
さて、どうするか.....

政府アカウントやメディアに意見する。
SNSで声を上げる。
周りの人に啓発する。
応援する団体に寄付する。

一人一人、自分のできることをやれば、それがもう政治参加です。
参加者を増やすべく、頑張りましょう。