野党共闘がゴタゴタ続きでございます。
原因は、どこまでも「統一名簿」にこだわる小沢氏と、「数合わせにくみしない」と固辞し続ける枝野氏にある。
なんだか2017衆院選の悪夢を繰り返しそうな、いやな予感がするのだが・・? 

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出典:朝日新聞


朝日新聞 11日 「数は力」の小沢氏、枝野立憲を振り向かせるか 参院選

後半を引用

「単独主義」枝野氏、「数合わせにくみしない」
 
 そもそも小沢氏にとって、結集の軸となるべきは、野党第1党の立憲民主党だ。小沢氏は昨年、立憲の枝野幸男代表と月1回の会食を重ね、立憲、自由、社民3党による統一会派構想を提案。だが、枝野氏は「数合わせにはくみしない」との立場を貫き、拒否した。

 枝野氏に翻意を迫るため、小沢氏が選んだ一手は国民を強くすることで立憲を振り向かせるというものだった。国民との合流を発表した4月26日未明の共同会見では、玉木氏の面前で言い切った。「枝野代表が決断し、野党の結集を図るのがベスト。今回は玉木代表からお声がけもあり、理解し合った同士で一緒になり、その目標のために頑張ろう。こういうことだ」

 国民と自由の合流協議が佳境を迎えた4月中旬、「単独主義」をとる枝野氏が動いた。野党各党の党首との個別会談を突如、呼びかける。23日に玉木氏と会談、衆参同日選の可能性が浮上したことを理由に、参院選1人区に加え、衆院小選挙区についても野党候補の一本化に向け各党と協議入りする考えを伝えた。

 衆院選をめぐり、枝野氏は3月26日の記者会見で「独自候補を擁立する」と言及。野党間の連携に水をさしていた。その枝野氏が衆院選の共闘に踏み出したことに、国民内では「我々が『大きな塊を』と動いたことで、枝野氏が動いた」(幹部)との受け止めが広がった。小沢氏も記者会見でこう評してみせた。「『君子豹変(くんしひょうへん)す』という言葉がある。結構なことだ」

 だが、枝野氏は自らの提案について周辺には「候補者の調整はする代わりに、もう合流はしないということだ」と説明。一連の党首会談で、小沢氏が国政選挙の比例区で野党候補を束ねる「統一名簿」構想を提案しても、枝野氏は「難しい」と断った。

 小沢氏と枝野氏。政権交代に向けた2人のシナリオと時間軸は大きく異なる。「数の力」を信奉する小沢氏は自民党と対峙(たいじ)しうる最大野党に勢力を結集し、政権奪取をかけた決戦を急ぐ。国民との合流は小沢氏にとって、その「一歩」である。

 一方、枝野氏はまだ54歳。内部分裂による民主党政権の陥落も経験し、政策や理念を軽視した永田町の離合集散は有権者の不信を買い、むしろ政権交代が遠のくとみる。

 細川連立政権、新進党結党、そして民主党政権――平成の政局を動かしてきた剛腕・小沢氏も、いまは野党第2党の内側に入り込んだに過ぎない。自らの信念に突き進む枝野氏を前に、次の妙手はあるのか。参院選まであと2カ月あまりだ。(河合達郎、寺本大蔵)

(´へ`; ウーム

なんだかなぁ。
ツイッターでは、国民支持者と立憲支持者で叩き合いをやっている。
反アベ同士で分断してどうする?
無党派層の心理を考えずに、何やってんだろう。

選挙は、無党派層を1人でも多く引き入れたものが勝つ!

こういうゴタゴタを無党派層は一番嫌う。
前回衆院選でも、風まかせの無党派層に永田町の理論は通用しなかった。
一刻も早くアベ政権を倒さなければならないのなら、
ゴタゴタしてないで、その理由をもっと積極的に発信しろと言いたい。

野党は無党派層の心を全く捉えてないというのが、無党派層である私の感想だ。


はっきり言って政党なんてどうでもいい。
統一名簿もオリーブの木もどうだっていい。

そんなことより、心にガツンとくるメッセージを!
投票に行かない人が行きたくなるような情報発信を!
お願いしますよ、野党さん。



自民党が「自民党2019」プロジェクトを始めた意味を考えて欲しい。
似てないし、バカにされまくってるけど、注目され記憶に残る。
それだけで効果があるってことだろう。

そこんとこ、考えた方がいいよ。野党さんたちは。



山本太郎を押し上げなかった点で、すでに大ダメージだってことが全くわかってない。