「沖縄における基地と政治」2012年CAIが米政府の政策立案者向けに作成
沖縄の解説書
出典:沖縄タイムス



11日のジョン・ミッチェル氏がアメリカ公文書を大学に寄贈したという話で、
「ジョン・ミッチェル」で検索したら、興味深い話がザクザク出てきたので、少しずつアップしていこうと思う。

今回は、CIAが沖縄の世論操作の研究をしていたという話。
沖縄タイムスが昨年の5月27日と28日の2日に分けて特報したスクープなのであります。

私これ、全く知りませんでした。みなさんはどう?

この話はデジタル版にも複数に分けてアップされてて、今でも読めるのですが、
阿修羅♪ にまとめて引用されていて、そっちを読むほうが手っ取り早いです。

阿修羅♪  2018年6月26日 沖縄タイムスのスクープ記事を黙殺した大手新聞 「CIA 沖縄の世論操作研究 解説書作成」 天木直人

以下、ここから気になる部分を引用します。
沖縄タイムス1
沖縄タイムス2


まずは「天木直人のブログ」より
 ところが、これほど貴重な沖縄タイムスのスクープ報道にもかかわらず、大手新聞が報道した形跡はない。

 もし、どこかが報じていたとしても、大手新聞を毎日読んでいる私が見落としていたぐらいだから、目立たない小さな記事で済ませたに違いない。

 これを要するに、安倍政権に都合の悪いニュースは、たとえそれがどんなに重要な事でも大手新聞は黙殺するということだ。

確かに「沖縄における基地と政治」で検索しても、「CIA  沖縄 世論操作」で検索しても、
ブログやまとめ記事ばかりで、大手メディアは全く出てこない。
というか「沖縄における基地と政治」で一致する記事が、沖縄タイムスの記事2件と個人ブログ1件しか出てこない。阿修羅♪も出てこない。


すごく嫌な感じ。(; ꒪֊꒪)


沖縄タイムスの記事より....
 「沖縄における基地と政治」と題された解説書は全60ページ。2012年CIAオープンソースセンターが米政府の政策立案者向けにまとめたもので、「公用限定」に分類される。本紙が情報開示請使で入手した。

 解説書は県内の報道などを詳細に分析し、県民の思考様式を検討。「落とし穴」を避ける方法を示す。

 抑止力で米軍駐留を正当化する議論について「『なぜ私たちばかり』という県民の疑問に答えるものではなく、いら立ちで迎えられるだろう」「ほとんどの場合、懐疑派に否定される」と指摘する。鳩山由紀夫元首相が「抑止力は方便だった」と発言したことも例に挙げる。

 環境問題も慎重に取り扱うよう提案する。「県民の環境保護の要求は、同盟にとって脅威になる」「県が日本政府に対して、日米地位協定改定など基地跡地の環境対策の拡充を使める可能性がある」と警戒する。特に沖縄での枯れ葉剤使用と投棄が明らかになったことに懸念を表明。環境事故には迅速で透明性のある対応を取るよう促す。

 一方、強調すべき点には経済効果を挙げ「県は基地のない沖縄という将来像に必要な財源を明示できていない」「県庁内の現実主義者たちは基地に関する日本政府からの見返りを確保しようとしている」と分析。「沖縄の基地は地域の安全を守り、経済・文化交流を活発にしている」と主張する。

 さらに、災害救助や人道支援任務の「効果」に触れ、自衛隊による平和、家族、地域社会を強調する広報活動をまねることを提案する。「沖縄メディアは懐疑的に見るだろうが、県民は受け入れてくれる可能性がある」とみている。

 Coccoさんの歌から「ジュゴンの見える丘」を取り上げ、「沖縄のもろく美しい環境に光を当てた」と解説。「ジュゴンは、反基地や自然保護の活動家が普天間飛行場の移設に伴う環境への影響を示すため、広く利用している」と警戒感も示す。

 モンゴル800の「琉球愛歌」は「他者への共感を呼び覚ますとともに、非暴力と自然への愛着を体現する『琉球の心』を強調している」と分析する。

 BEGINの「島人ぬ宝」に込められたメッセージを、「島独特の自然や歴史が持つ物質的ではない豊かさ」と指摘。HYの「時をこえ」の歌詞に登場する「命どぅ宝」の考え方について、「間接的に戦争を否定し命の価値を広める」と解説する。

 琉神マブヤーは「他者を思いやり、許す」文化の象徴とみる。一方、NHKの大河ドラマ「琉球の風」や「テンペスト」には批判的で、大交易時代を「美化」することで、基地がなくても「アジアの交差点」として経済が成り立つと県民に思わせたと推定する。

 世論分析のため、投稿サイト「沖縄のうわさ話」で埋め立てについて賛否の意見を数えた記述も。市町村のシンボルマークや非核都市宣言は、平和を求める県民感情を知る手掛かりにしている。

 このほか歴史、文学、空手、平和運動など各分野の第一人者の著作や発言も分析している。

文化からアーティストまで、仔細に研究してますがな。( ̄△ ̄)
しかもコレ↓
5tuno

 CIAは2011年、「地域のアイデンティティー、経験、希望、懸念を反映する物語」を特定し、他国の世論操作に生かす手法を考案した。12年に発行した沖縄版の解説書では、まず「被害者意識がアイデンティティーの中心にある」と批評する。

 現在の事件や事故にも琉球処分や沖縄戦が影響し、「より象徴的な意味を持つ」と分析。1995年の暴行事件は「沖縄では今も利用価値があるとみなされている」と批判的に紹介する。県民が米軍を「スケープゴート」にしているとも訴えるが、根拠は示していない。

 「被害者意識」と同様に県民が強く信じている物語として「差別」を挙げ、この二つが「米国のメッセージ発信と同盟の維持に最大の障害となる」との見解を示す。

 3番目の「平和を愛する人々」の物語は、「命どぅ宝」の文化や沖縄戦の経験に根ざすと説明。「(県民は自身に)特別な資格があると考えている」と分析し、基地に反対する本土の団体がこうした傾向を「利用」しているとも批判する。ただ、若い世代にはあまり受け入れられていないと示唆する。

 4番目の「美しい島々」は「比較的新しいものの、広く共有されている」との見立てを示す。県民が「自然環境を誇りの源泉としている」と指摘。新基地建設や返還地の汚染で、米軍の存在が利益になるという主張が県民に受け入れられなくなると警告している。

 最後の物語は「沖縄が再びアジアの交差点になる」というもので、琉球王朝黄金期の「漠然とした歴史から派生した」と冷淡に扱う。「この島の将来について、説得力ある代案を示すには至っていない」「近い将来基地に悪影響を及ぼすことはない」との見方を示す。

 沖縄経済は、基地と日本政府による見返りの補助金に依存していると主張。基地が「(アジア)地域の経済、文化交流促進を可能にしている」と説得すれば、「アジアの交差点」の物語は米軍にプラスに働く可能性もあるとみている。

米中央情報局(CIA)の解説書は、沖縄タイムスと琉球新報の2紙を繰り返し批判する。社説などを引用し、「自らを沖縄の平和主義を体現する者と位置付け、その『権威』を基地反対に使っている」と表現する。

 2008年5月から11年9月までの3年余り、基地問題と政府の差別を結び付けた社説の数をグラフ化。鳩山由紀夫首相(当時)が普天間飛行場の移設先を巡って辺野古回帰を決めた11年5月に、件数が激増していることを示した。古くは1997年から、数は少ないものの同じ趣旨の社説があることにも言及した。

 全国紙の沖縄報道も分析している。政府を批判することが多い朝日新聞を繰り返し「左寄り」などと表現する一方、政府寄りの論調が目立つ読売新聞は単に「日本最大の発行部数を持つ新聞」と紹介しており、CIAの肩入れがうかがえる。

CIAって、ネ ト ウ ヨ?



じゃなくてー、もしかしたらCIAがネトウヨ飼ってるんじゃねーの? みたいな。

在沖米軍は、このCAIの指南書に沿って広報活動してるらしーよ。

 CIAの解説書は、人道支援活動を使って基地の「恩恵」を宣伝するよう助言している。米軍は2015年のネパール大地震、16年の熊本地震の際、在沖米海兵隊の果たす役割を強調。特にオスプレイの活用を繰り返し発表しており、配備の正当化を図ったとみられる。

 異文化交流の宣伝というアドバイスも踏襲している。ツイッターやフェイスブックで米兵による英会話教室、スポーツや文化交流のイベントを頻繁に投稿する。こうした交流イベントは主に若者が対象。解説書は、若者は平和志向が薄いと分析しており、働き掛けのターゲットとみなしている可能性がある。

 海兵隊の日本語ウェブサイトにも「在沖米軍による経済活動」というページがある。軍関係者の消費や防衛施設整備事業で、14年度に2400億円以上の経済効果があったと指摘。県民9千人が働く基地は「県庁に次ぐ2番目に大きな雇用主」と強調している。

 県民を蔑視する内容が16年に明るみに出て問題になった在沖海兵隊の新任兵士対象の研修にも、解説書の記述がそのまま引用されている。県民の特性を解説する「被害者意識」「差別」「美しい島々」「アジアの交差点」という「物語」が研修のスライドに含まれている。

 これらの記述は11年版にはなく、解説書が12年に発刊された後の14年版になって盛り込まれた。

思い出す。熊本地震の時にオスプレイが支援活動に使われ、政治利用の批判が出た。
あの時もネトウヨは激しく反論してたな。
また、「基地による経済効果」「政府の支援をもらってる」は、ネトウヨの十八番だわ。
基地反対派をサヨク呼ばわりしたり、活動家認定するのもね。
朝日新聞も目の敵にするする。
本土から活動家が入ってるというのもそうですね。

もしかして、ネトウヨもこの指南書に沿って活動してたりして。

もしかして、ネトウヨの資金源ってCIAだったりして。


荒唐無稽と思いますか?
でもね、実際にCIAから自民党にお金が流れていたのは、米公文書により明らかになってるよ。
また、CAIが読売新聞に「原子力の平和利用」プロパガンダをやらせて、原発推進したことも明らかになってる。

CIAはそういう情報操作の専門機関ですよ。



しかし、どうして私はこのニュースを知ることができなかったのか?
その当時私が日参してた情報サイトは、このニュースを取り上げてない。
さらに、日刊ゲンダイやリテラにもない。

ツイッターで「沖縄における基地と政治」で検索すると、とりあえずこの記事を紹介するツイートは出てくるんだけど数える程しかないし、どのツイートもいいねやリプライが少ない。(; ꒪֊꒪)
多くても2桁なのだ。

そんな事ってあるだろうか?


なんかすごく嫌な感じ。((((;´・ω・`)))

 基地を巡る県民世論をどう操作するか。米中央情報局(CIA)が作成した解説書「沖縄における基地と政治」の存在が本紙の情報開示請求で明らかになった(27、28日付)

▼米統治下、CIAはキャンプ知念や瀬名波通信施設を拠点に諜報(ちょうほう)活動していた。だが解説書の作成は2012年。今も続くばかりか、BEGINやモンゴル800の歌詞までも研究材料にし、県民の価値観を探っていたとは薄気味悪い

▼米軍やCIAは復帰前、日常的に世論を操ろうとした。弾圧や工作のほか新聞の黒枠広告を毎日切り抜き、有力者の人脈・動向調査までした

▼問題は、過去も今も米国が何のために県民の思考を研究しているかだ。目的は米軍の安定的な駐留のため、不安要素を除去することにある

▼解説書は日本政府の差別的な政策を批判しつつ、米国は無関係と主張。反基地感情の高まりを日本側のせいにし、「差別の物語に米国を巻き込んだ」とまるで被害者のようだ。最大の当事者の自覚はなく、「上から目線」が貫かれる。これこそ差別

▼県民に対する侮蔑に満ちた内容が2016年に発覚した新兵用の研修資料には、解説書の記述が引用されていた。米政府の政策決定者から末端兵士まで影響力を持つCIAの解説書に、操作されるかもしれない県民世論。「驚いた」で済ませてはならぬ。(磯野直)


国民の知らない所で、いろいろなことがされているのは確かだよ。