どう考えてもおかしいのである。何もかもがオカシイ。アベ首相もメディアもとても異常。

国民代表の辞
4月30日に宮中で行われた「退位礼正殿の儀」 首相官邸のページより


天皇が退位される歴史的な儀式「退位礼正殿の儀」で、アベ首相は「国民代表の辞」を述べた。
その中で、
「天皇皇后両陛下には、末永くお健(すこ)やかであらせられますことを願ってやみません
というべきところを「願ってません」と言い間違えた。

誰が相手であってもとても失礼な話で、速やかに説明&謝罪すべき話だ。
それが、天皇が退位する儀式とあっては、尚一層のことだろう。

ツイッターでは4日頃から大騒ぎになったのに、大手メディアは一貫してスルー。

15日にAERA.dotが取り上げたけど....(´へ`; ウーム
AERA.dot 「已む」読めなかった? 安倍首相が歴史的儀式で驚きの大失言 
 4月に行われた「退位礼正殿の儀」歴史的な儀式での、安倍首相の失言が世間を騒がせた。ミスは誰にでもあるが、それを防ぐ準備は十分だったのか? 首相の姿勢が問われる。

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 当意即妙が求められる国会答弁なら「でんでん」も笑い話で済むが、今回の舞台は憲政史上初の儀式だ。その重要な場で国民を代表し、天皇、皇后両陛下に直接あいさつをするのに、下読みも十分にしなかったなら、怠慢の極み。皇室に対する敬意を欠いていると言われても仕方が無いだろう。

 だがテレビや翌日の新聞は、公表された原稿の内容を伝え、言い誤りはほとんど報じなかった。記者が聞き耳をたてず、発表文書に頼る風潮を示しているように感じられる。

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 戦前の日本では皇室に対する不敬罪があり、「天皇陛下」を「階下」と誤植して出版禁止の行政罰をうけた出版社もあった。新聞社は「天皇陛下」の4字を一つにした活字を作るなどして過失の防止に努めた。幸い、今の日本には不敬罪はないが、国民を代表しながら「未曽有」の失言をしたのはなぜなのか。安倍氏はそのいきさつを国民に釈明するべきだろう。

釈明だけでなく謝罪すべきでしょう。上皇と国民に。
どうしてそこを言わないのだろう?


首相官邸のホームページに動画と、動画と異なる内容のテキストがずっと公開されたままだ。

テキスト
BlogPaint

動画の該当部分は10:56あたりから
スクリーンショット 2019-05-17 16.15.14


首相官邸のページで、間違った内容が世界中に発信されたまま、訂正も謝罪もないのですよ。
これがもう私には耐え難いくらい気持ち悪い。

海外の人に、日本の首相は天皇に対する敬意の念が無いと思われても仕方ない話なのだ。
そして「健やかであることを願ってない」というようなのが「国民代表の辞」であるなんて、許せないことだ。