メモのコピー

動機は何だったのか。
もう犯人の口から語られることは永遠にない。

なんか違和感を感じるので、メモ。

これは29日朝刊一面と同じ文面。
朝日新聞 29日05時00分 児童ら刺され2人死亡 登校バス停、17人負傷 男、自ら首切り死亡 川崎 

 28日午前7時40分ごろ、川崎市多摩区登戸(のぼりと)新町の路上で、男が登校中の小学生らを刃物で次々襲った。神奈川県警などによると、小学6年の栗林華子さん(11)=東京都多摩市桜ケ丘2丁目=と、外務省職員の小山智史(おやまさとし)さん(39)=東京都世田谷区桜上水5丁目=の2人が首などを刺され病院に搬送されたが、死亡が確認された。ほかに小学1~6年の児童16人と40代女性が重軽傷を負った。▼39面=両手に包丁、次々襲う

 捜査1課によると、男は岩崎隆一容疑者(51)=川崎市麻生区多摩美1丁目。職業は調査中という。襲撃後まもなく、近くで自らの首を切りつけ死亡。そばには血の付いた包丁が2本落ちていた。県警は殺人や殺人未遂の疑いで捜査しており、容疑が固まり次第、容疑者死亡のまま書類送検する方針。

 岩崎容疑者は両手に刃物を持ち、小山さんを背後からいきなり刺した後、約20~30メートル離れたスクールバスのバス停付近で、栗林さんら私立カリタス小学校(川崎市多摩区)の女児16人と男児1人、女性を襲撃。スクールバスの運転手が「何をやっているんだ」と怒鳴ると立ち去り、自らを切りつけた。小山さんと女性はカリタス小に通う子どもがいて現場に居合わせたという。小山さんらの子どもにけがはなかった。

 病院によると、小山さんは搬送時すでに心肺停止状態で、背中や首などに計4カ所の刺し傷があった。首の傷が致命傷になったとみられる。栗林さんも心肺停止の状態で搬送され、首に1カ所深い刺し傷が確認された。ほかの児童らは首や顔、胸などを切られたり刺されたりし、傷が複数ある人もいるが、いずれも命に別条はないという。

 凶器とみられるのは刃渡り30センチの柳刃包丁2本で、現場に残された岩崎容疑者のものとみられる黒色のリュックの中から、さらに包丁2本が見つかった。県警は、岩崎容疑者が大勢の人を襲う目的で事前に準備していた可能性があるとみて、動機や当時の詳しい状況について解明を進める。

 学校法人カリタス学園によると、小学校の児童数は約600人。現場から北西に直線で1キロ余りの学校まで、朝はスクールバスを8本運行しており、6本目で事件が起きたという。事件後は休校とした。

朝日新聞 29日05時00分 バス待つ児童、次々に 両手に包丁、見送りの父親も襲う 川崎・登戸
 通学中の子どもたちの朝は突然暗転した。28日朝、川崎市多摩区で19人が死傷した事件。いつも笑顔を絶やさなかった女子児童と、子どもを見送りに来た父親が命を落とした。2人を知る人たちは、やり場のない憤りに声を震わせた。▼1面参照

 最初の現場となったのはファミリーマート付近だった。近くに住むアルバイトの男性(25)は午前7時半すぎ、「ギャー」という悲鳴を聞いて急いで部屋を出た。店の前にスーツ姿の男性が仰向けに倒れ、全身血だらけだった。亡くなった小山智史さん(39)とみられる。

 東に20~30メートル離れたカリタス小学校行きスクールバスのバス停前には、制服を着た女児が首から血を流してうずくまっているのが見えた。そばには児童7、8人がぼうぜんと立ち尽くしたり、しゃがみ込んだりしていた。

 さらに東に数十メートル先にある市バスの停留所付近を見ると、首から血を流した男が横向けに倒れ、複数の人たちに取り押さえられていた。それが岩崎隆一容疑者(51)だった。この一連の現場を目にした男性は「こんなことが起こるなんて」と言葉を詰まらせた。

 カリタス小行きのバス停には、バスを利用する児童を見守るため同小の倭文覚(しとりさとる)教頭もいた。事件はバスが到着し、児童が乗る時に起きた。男が何も言わずに後ろから近づき、並んでいた子どもたちを襲った。怖がって泣く児童もいた。

 現場付近は登戸駅に近い住宅街で、多くの人たちが事件を目撃していた。「怖い!」。近くにいた会社員男性(57)は叫び声に気づき、カリタス小行きのバス停の付近で中年の男が路上で刃物を振り回しているのを目撃した。現場を訪れた自営業の本田敏彦さん(60)が、現場に止まっていたバスの運転手に状況を尋ねると、「男が両手に1本ずつ長い包丁を持っているのが見えた」と話していたという。

 近所の女性(89)によると、近くの医療機関から駆けつけた医師が倒れた女性に点滴をして「お母さん、しっかりして」と呼びかけていた。到着した救急隊員が女性に心臓マッサージをすると、その手をそばにいた男の子が握っていたという。女性は「子どもたちはいつもバス停近くで列を作って待っていた。かわいそうで信じられない」と話した。

 ■容疑者、市内に在住

 岩崎容疑者は、現場から西に約4キロ離れた川崎市麻生区内に住んでいた。近所の男性(55)によると、岩崎容疑者は幼い頃に親族に引き取られ、地元の小中学校に通った。その頃は同居するいとこと遊ぶ様子を見かけたが、大人になってからはほとんど姿を見なくなった。

 中学の同級生だったという同区内の男性は、岩崎容疑者について、おとなしい印象だけが残っているという。乱暴な様子もなく、クラスでは目立たない存在だった。「卒業後の同窓会に顔を出すこともなく、接点はなかった」と話す。

 近くに住む40代の女性によると、岩崎容疑者は1年ほど前、女性宅から道路にはみ出していた木の枝にぶつかったとして、早朝に文句を言いに来たことがあった。対応した夫に、終始怒鳴り続けていたという。

 その後に姿を見ることはなかったが、28日朝、最寄り駅の方に走って家を出ていくのを見た。黒っぽい服装に黒のリュックを背負っていた。その際、女性に向かって「おはようございます」とあいさつしたという。

 ■笑顔いっぱいの子/ミャンマー精通の外交官

 亡くなったカリタス小6年、栗林華子さん(11)の近所の人によると、栗林さんは両親との3人暮らし。近くの主婦(69)は「感じのよい明るい子で、会えばしっかりあいさつをしてくれた」という。「まさかこんなことが起きるとは。ただただ残念です」

 近くに住む40代の女性は、公園の池で声を弾ませていた栗林さんの姿が印象に残っているという。「『オタマジャクシだよ』と指さしながら話しかけてくれた。気の毒です」と言葉少なに語った。

 小山智史さん(39)はミャンマー語を駆使する外交官だった。同小に通う我が子を送りに来て、犠牲になった。外務省などによると、東京外大でミャンマー語を学び、2004年に外務省に入省。外相など閣僚級以上の通訳を担う「通訳担当官」で、ミャンマーの日本大使館に3年勤めた経験がある。現在は国内外の報道機関への情報発信などを担う広報文化外交戦略課に所属していた。

 上司だった外務省幹部は「ミャンマー担当官は2人しかおらず、忙しい部署。語学力も抜群だった。日本の外交にとって損失だ」と悔やんだ。

 10年ほど前、小山さんと一緒に働いていた職員の40代女性は同じ官舎に住み、敷地で小山さんが子どもと遊んでいる姿をよく見かけた。「今は信じられません」と声を詰まらせた。

 小山さんの妻は「突然のこと過ぎて、深い悲しみの中にあります。今は何も考えられない状態です」とコメントを出した。

 ■学校側「痛恨の極み」

 児童や保護者が被害に遭った私立カリタス小学校は28日夕、記者会見を開いた。

 「落ち度のない子どもたちと、愛情深く育んでこられた保護者の方が被害に遭った。痛恨の極みです」。冒頭、学校を運営する学校法人カリタス学園の斎藤哲郎理事長は、そう語った。

 内藤貞子(ていこ)校長は、亡くなった6年の栗林さんについて、「毎朝学校前で声をかけてきたが、彼女はほんとに笑顔いっぱいでおはようございます、と返してくれるお子さんでした。きょうも元気のいいあいさつが聞けるかなと思っていました」と声を震わせた。

 倭文覚教頭は、転入を希望して学校を訪れた児童やその家族を案内していた際のエピソードを紹介。たまたま通りかかった栗林さんは、「外国語が勉強できるよ」「うちの学校入ってね」と説明してくれたという。

 小学校と幼稚園は5月31日まで、中学校と高校は29日は休校とし、警備員を増員するなど登下校時の見守り態勢も強化すると説明した。会見に先立ち、臨時保護者会も開かれ、約1200人が参加した。出席者によると、終始、すすり泣きが聞こえていたという。

NHK 29日 川崎殺傷事件 容疑者の男 わずか十数秒間に19人を襲ったか
28日、川崎市でスクールバスを待っていた小学生らが次々と包丁で刺され2人が死亡、17人がけがをした事件で、犯行後に自殺したとみられる容疑者の男はわずか十数秒の間に被害者を襲っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

28日午前8時前、川崎市多摩区の路上でスクールバスを待っていた小学生17人と大人2人の合わせて19人が包丁で刺されるなどして、いずれも都内に住む小学6年生の栗林華子さん(11)と、外務省職員の小山智史さん(39)が死亡しました。またほかの17人も重軽傷を負いました。

警察によりますと、事件を起こしたのは川崎市麻生区に住む岩崎隆一容疑者(51)で小学生たちを刺したあと、みずから首を刺して死亡し、自殺と見られています。

岩崎容疑者ははじめに小山さんを背後から刺し、それからわずか十数秒の間に70メートルほど移動しながら次々と小学生らを襲っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

凶器とみられる2本の柳刃包丁はいずれも刃渡りがおよそ30センチあったということで、警察は殺人の疑いで捜査するとともに、なぜ子どもたちを執ようにねらったのか詳しい動機を調べています。

亡くなった小山さんの妻「深い悲しみ」
 
事件で亡くなった小山智史さん(39)の妻は28日夜、代理人の弁護士を通じて「突然のことすぎて、深い悲しみの中にあります。今は何も考えられない状態です。取材等はお控えくださるようお願いいたします」などとするコメントを出しました。

一夜明けた現場では

事件の発生から一夜明けた29日朝も花や飲み物をそなえ、手を合わせる人たちの姿がみられました。

出勤前に現場に立ち寄った川崎市の71歳の男性は「亡くなられた女の子と同じ年の孫がいてきのうから泣いていました。本当に悲しいです」と話していました。

また、6歳の娘が、亡くなった栗林さんの小学校と同じ系列の幼稚園に通っているという川崎市の47歳の男性は「祈りをささげに来ました。娘も巻き込まれていたかもしれず、亡くなられた男性も、何も分からないまま亡くなったのかなと思うと、理不尽でことばが出ません」と話していました。

12歳の息子がいるという川崎市の39歳の男性は「自分や自分の家族の身に起きたら怖いと思いました。自分にできることは少ないですが、小さい子どもたちを大人たちで守っていかなければいけないと思いました」と話していました。
         
小学校の教諭をしている川崎市の30代の女性は、「毎朝、通勤途中に子どもたちが整列しているのを見ていた。事件を知ってすぐに、あの子どもたちが被害にあったと分かり、胸が苦しくなった。教諭として子どもに身を守るすべを伝えていかなくてはと思います」と話していました。
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岩崎隆一容疑者に刺された小学生ら全員の「けがレベル一覧」がマスコミによって公開された。

・被害者のけがレベル一覧
1. 6歳 / 女児 / 顔面を切られる
2. 6歳 / 女児 / 首を切られる
3. 6歳 / 女児 / 胸を刺される
4. 6歳 / 女児 / 右耳と首を切られる
5. 6歳 / 女児 / 左肩を切られる
6. 6歳 / 女児 / 左肩を切られる
7. 6歳 / 女児 / 下あごを切られる
8. 6歳 / 女児 / 首を切られる
9. 6歳 / 女児 / 顔面を切られる
10. 6歳 / 女児 / 顔面と手背を切られる
11. 7歳 / 女児 / 右肩を切られる
12. 7歳 / 女児 / 顔面を切られる
13. 7歳 / 女児 / 首を切られる
14. 8歳 / 女児 / 上腕を切られる
15. 12歳 / 女児 / 手首と首を切られる
16. 45歳 / 女性 / 首を切られる
17. 年齢不明 / 男児 / 軽傷
コチラより) 

マスコミはケガレベルなんてのを報道してんのか?

違和感ポイント1
殺された外務省職員小山氏(世田谷区桜上水5丁目)...「カリタス小に通う子どもがいて現場に居合わせた」
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赤いマークが「世田谷区桜上水5丁目」 左下が事件のあった登戸
直線距離で8キロくらいはありそうです。

カリスタ小学校のポジション
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8キロぐらい先にある登戸のバス停まで子供を送って、登戸からカリスタ小へ行くスクールバスに乗せた?
なんかよくわからない。


違和感ポイント2
犯人は小山氏を最初に襲い、朝日新聞では20〜30メートル、NHKでは70メートル移動して児童らを襲っている。
その犯行時間がわずか十数秒?
数十秒じゃなくて十数秒ですよ。
NHKは「十数秒の間に70メートルほど移動しながら次々と小学生らを襲っていた」と書いてるんですが、こんなこと可能なんでしょうか?(; ꒪֊꒪)

100メートル走で、
 9秒58:ウサイン・ボルト
 9秒98:桐生祥秀
 平均的なところで14〜15秒くらい。
14秒として70メートル換算で約10秒。
なので、犯人は数秒で19人を刺したことになる。
最大9秒としても一人約0.5秒.....そんなバナナ??



違和感ポイント3
小山さん...背中や首などに計4カ所の刺し傷
児童らに比べて、執拗に襲っている感じがある。


違和感ポイント4
ミャンマー......


どうして犯人は最初に、児童らから離れた場所にいた小山氏を襲ったのか?
ここが最大に引っかかるところです。

警察は「なぜ子どもたちを執ようにねらったのか詳しい動機を調べています。」という。
子どもたちを執拗に狙ったのなら、最初からバス停に行くと思うんですが?

どうも、警察のリーク情報が矛盾してると思う。