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一部の主張が認められなかったことに対し複雑な表情を見せる原告の木村真市議(右)=30日午後3時13分、大阪市北区、矢木隆晴撮影/朝日新聞


そうだった! 今日はこの判決が出る日だった。


朝日新聞 30日 森友への国有地売却額不開示、国に賠償命じる判決 地裁
 学校法人森友学園(大阪市)の国有地取引をめぐる問題で、学園への国有地売却額を一時不開示とされ精神的苦痛を受けたとして、木村真・大阪府豊中市議が国に11万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、大阪地裁であった。松永栄治裁判長は国に3万3千円の支払いを命じた。

森友学園の国有地売却問題とは…問題を振り返る
 財務省近畿財務局は2016年6月、学園に対し、鑑定価格9億5600万円からごみ撤去費約8億円などを差し引いた1億3400万円で国有地を売却。木村市議は同9月に売却額の開示を求めて情報公開請求したが不開示とされ、17年2月に提訴した。その直後、国は国会議員らに値引きして売却していたことを公表。近畿財務局も同8月、木村市議に一転して売却額を開示したため、訴えの内容を損害賠償請求に切り替えていた。

 市議側は、国が価格を開示しなかったのは、大幅値引きの根拠がないのに架空のごみをでっち上げて国有地を売却した不当性を隠すためだったと主張。不開示で裁判を起こさざるを得なくなったと訴えていた。

 一方、国側はごみなどの存在が公になれば、開設予定の小学校への入学を検討する保護者に強い嫌悪感を生じさせるなど、学園の利益を損なう恐れがあったと反論。売却額は情報公開法の非開示情報にあたり、不開示は適法だったと反論していた。

 訴訟では、市議側が国有地の売却交渉と不開示決定の両方に携わった近畿財務局職員の証人尋問を請求。裁判長はいったん尋問を行う方針を示したが、「精神面の問題を抱えており、出廷できない」とする国側の主張を受けて請求を却下した。「非常に悩ましいが、やむを得ない」と口頭で異例の説明をしていた。

 森友問題の情報公開をめぐる訴訟では、松永裁判長は3月、学園が開校を目指した小学校の設置趣意書を一時不開示としたのは違法だとして、開示を求めた上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授への5万5千円の支払いを国に命じた(確定)。上脇氏は国に学園側との国有地取引に関する交渉記録の開示を求める別の訴訟も起こしている。(米田優人)

金額の問題じゃないんだろ〜けど、3万3千円ってなんだろーとは思う。
情報不開示にしといて、提訴したら慌てて公開したんだよなー。
証人は都合よく「精神面の問題」を抱えたんですね。
まぁ、マジで精神病んじゃうかも知れないけど。

そそそ。3月の大学教授の起こした裁判では、5万5千円だったのよ。
3万3千円に5万5千円って、なんなのこの数字?
 ※3月の→3月17日 国に5万円賠償命令=森友小の情報不開示「違法」


この木村市議の訴えが、森友が世間に知られる後押しとなったんだよね。
それまでどこのメディアも報じなかったのが、この提訴で朝日新聞がやっと重い腰を上げた。
木村市議が提訴したのが17年の2月8日。その翌日に朝日新聞が1面で報じた。

こんな裁判が、判決が出るまで2年以上だよ。💢
木村市議、不服だろうけどとりあえず勝訴!おめでとう♡


でも、まだ終わらない。森友はまだ終わらない。
話を聞かなければならない人が、まだまだいっぱいいる。