二階

二階さん、それは「恫喝」ですよ。


年金問題はパンドラの匣でした。パンドラの匣にしたのはアベ政権です。
うっかり開けたのは麻生大臣です。

すると、言わんこっちゃない、中から悲観、不安、嫉妬、争い、苦悩、悲嘆、欠乏、後悔、疫病、その他、ありとあらゆる災いが溢れだしました。

慌てて蓋を閉めたものの、時すでに遅し。すべての災いは人間界に解き放たれてしまったんですね。
そして閉じられた箱の底には「希望」だけが残っていました。
↑これは「パンドラの匣」の説明。(なにかとタメになるブログ

全ての災いは国民に解き放たれてしまいました。
もう遅いのに、アベ政権はいつものように「なかったこと」にしようとしてます。


朝日新聞 12日 (時時刻刻)「年金不足」火消し躍起 参院選へ影響懸念、報告書を一転拒絶
 老後に向けた資産形成を呼びかける金融庁の審議会の報告書を、麻生太郎金融担当相が11日、受け取らないと決めた。本格的な高齢社会を迎え、必要な蓄えの額は多くの人の関心事。報告書の内容は政治的に打ち消されたが、年金の行方など退職後のお金を巡る有権者の不安は消えないままだ。▼1面参照

 自民党の二階俊博幹事長は11日午前、党本部に記者団を急きょ集め、金融庁に報告書の撤回を含め厳重抗議したことを明らかにした。「国民に誤解を与えるだけではなく、むしろ不安を招いておって、大変これを憂慮しております」

 背景には、この報告書問題が参院選に影響することへの懸念がある。二階氏は「我々選挙を控えておるわけですから、そうした方々に迷惑を許すようなことのないように注意したい」と説明。麻生氏が報告書を受け取らない考えを表明したのは、この直後だった。

 通常国会の会期末は26日に迫る。政権は参院選での勝利を第一に、今国会で野党との対決ムードを回避する戦略に腐心してきた。内閣提出法案を最小限に絞り、2019年度予算成立後は予算委員会の開催に応じない姿勢を貫く。

 その国会最終盤で報告書問題が噴き出し、政権側は火消しに躍起になった。

 公明党の山口那津男代表は11日の記者会見で「与党の枢要な人に(金融庁から)事前に何の説明もなかったのではないか。猛省を促したい」と語気を荒らげた。

 政権が神経をとがらせるのは、年金問題のトラウマがあるからだ。第1次安倍政権だった07年の国会は年金記録のずさんな管理問題が焦点化。参院選で大敗を喫し、首相退陣とその後の政権交代につながった。自民党幹部は「最悪のタイミングだ」と嘆く。

 立憲民主党の枝野幸男代表は党会合で「選挙前では都合が悪いから受け取らない、撤回しろという話は、ちょっとあぜんとせざるを得ない」とし、引き続き予算委の開催を求めた。一方、自民党の森山裕国会対策委員長は会見で「報告書そのものがなくなった」と述べ、応じない考えだ。

 ただ、安倍晋三首相に近い自民党議員の一人は「報告書を受け取らないとか、逃げているような対応ではダメだ。逃げている印象をもたれると参院選にどんな影響が出るかわからない」と懸念する。(明楽麻子)

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 アベノミクスでは、大手企業の収益が大きく伸び、失業率も改善したが、実質賃金は思うように上がらない。多くの人は景気回復の実感が乏しく、将来不安を解消できないのが実情だ。

 野村総合研究所の木内登英氏は「アベノミクスは金融緩和に比重を置きすぎた。構造改革は進んでおらず、経済の潜在能力が上がらないので、実質賃金も上がらない。自分の生活がよくなる展望が持てないことが老後不安が消えない理由の一つ」と話す。(笠井哲也、寺西和男) 

二階氏が「我々選挙を控えておるわけですから、そうした方々に迷惑を許すようなことのないように注意したい」と発言。
(何様なんだお前。それに日本語もオカシイぞ)
その後、麻生大臣が報告書を受け取らない表明。

しかしオカシイでしょー。麻生さんは最初の頃は報告書を肯定してたじゃない。
朝日新聞も麻生発言の変遷を載せてる。

 ■6月3日公表の報告書をめぐる麻生太郎金融担当相の発言

<4日> 人生設計を考えるときに、100まで生きる前提で退職金(をどう使うか)って計算してみたことある? ふつうの人、俺はないと思うね。それなりに設計し直さないと、自分なりにいろんなことを考えるということをやっていかないとダメだ

<7日> (2千万円の貯蓄を促したのは)さらに豊かな老後を送るためにより上手に資産形成をやるという話を申し上げている。一定の前提で単純な試算を示しただけで、あたかも赤字ではないかと表現したのは不適切だった

<10日> (毎月5万円の赤字について)生活者には非常に色々な条件があり、一律にワンパターン化するのは不可能だ。誤解や不安を広げる不適切な表現であった

<11日> 報告書は世間に著しい不安とか誤解を与えている。政府の政策スタンスとも異なっており、担当大臣としては正式な報告書として受け取らないことを決定した

麻生大臣は報告書の冒頭部分しか読んでないことが、10日の参院決算委で明らかになっている。
ろくすっぽ読みもしないで、「人生100年時代なら仕方ないか」と、国民をミスリードするのに利用した。
けど、大富豪の麻生さんが想像し得ないほど庶民の反発が大きくて、徐々に軌道修正をし、しまいには受け取らないとケツをまくった。(アホ)

自分で諮問しておいて、受け取らないはねーだろ。


NHK 12日 “老後2000万円必要”麻生副総理・金融相「報告書受け取らぬ」

後半を引用
菅官房長官「議論の過程の段階のもの」
 
菅官房長官は午後の記者会見で「あくまでも金融庁の審議会の中の、民間委員からなるワーキンググループの報告書なので、撤回するのではなく正式な報告書として受け取らないことになった。また今回は審議会の総会も了承しておらず、議論の過程の段階のものであり、政府として受け取らないという判断をした」と述べました。
 
自民 森山国対委員長「予算委の集中審議には応じず」
 
自民党の森山国会対策委員長は、記者会見で、「国民に誤解や不安を与えたことは極めて遺憾だ。特に年金に関わることは国民の関心が高く、正確な発表をしてもらうことが大事だ」と述べました。

一方、野党側が求めている予算委員会の集中審議の開催については、麻生副総理兼金融担当大臣が正式な報告書としては受け取らないことを踏まえ、「報告書そのものがなくなった」として、応じない考えを示しました。

また、森山氏は、参議院選挙への影響について、「正式な報告書として受け取らない決定をしており、論点になりようがない」と述べました。

公明 山口代表「説明足りない 猛省を」

公明党の山口代表は記者会見で、「国民に誤解を与えないよう金融庁がしっかり説明し、政府も金融庁だけの問題にせず、きちんと国民に説明すべきだ。説明が足りなさすぎる。猛省を促したい」と述べました。

また、野党側が年金制度への批判を強めていることについて「年金制度の運用は揺るぎなく行われている。人生100年時代の過ごし方と年金制度の問題とは全く次元が違うことで、きちんと区別して議論すべきだ。年金について不安をあおる言動は罪深い」と述べました。

立民 枝野代表「あぜんとせざるをえない」

立憲民主党の枝野代表は、党の常任幹事会で「『選挙前では都合が悪いから、受け取らない、撤回しろ』という話には、あぜんとせざるをえない。『いかに、国民に説明をせず、ごまかすか』ということが、いよいよ顕著になってきたのではないか。説明責任を果たさせる場を作り、国民に選択や判断の材料を提供する役割を果たしていきたい」と述べました。

国民 玉木代表「不都合なこと ないものに…」

国民民主党の玉木代表は、記者会見で、「『都合が悪い報告書は受け取らない』というのは、聞いたことがない。老後の生活が十分でないのであれば、『どうすればいいのか』ということを考えるのが、政治の仕事だ。不都合なことをないものにするのでは、ますます、老後の暮らしが不安になる。こういう政権の態度自体が、年金制度に対する不信感を募らせている」と述べました。

いつもながら、与党のオヤジたちの卑劣っぷりには呆れるしかないね。
特に森山国対は酷い。
「報告書そのものがなくなった」として、野党が求めてる予算委員会の集中審議に応じないって!
いや、その前から90日も審議拒否しとるやろ!💢

山口代表もひどいねー。「年金について不安をあおる言動は罪深い」って、なんやそれ?
国民は年金制度より自分の老後が心配なんですよ。
いくら「制度」が100年安心でも、生活が安心じゃなければ年金なんて意味ないですよ。
事実上、破綻してるのと同じです。


年金問題がパンドラの匣になったのは、ちゃんと説明してこなかったアベ政権の責任。
説明すると選挙に負けるからだ。
ここに来てもまだ、税金の取り方や配分を見直して年金の底上げをしようとしないのは、それをすると支持母体を失って選挙に負けるからだ。

対米従属、大企業と富裕層の優遇、日本会議の悲願の改憲、それで生きながらえてるのがアベ政権。
庶民のことなんて全く考えてません。

大企業や富裕層から応分の税金を取れという小池氏に向かって、アベ氏ははっきり言いましたよ。
 「それは日本の経済がダメージを受ける。間違った政策だ」「馬鹿げてる」とも言った。
庶民はすでに大ダメージなのに、それはどうでもいいんですね。💢

どう考えてもオカシイでしょ。儲かってるのに労働者に分け前を与えない企業って。
賃金が上がらないのに家計消費が増えるわけもなく、家計消費が増えなきゃ需要も増えない。
需要が増えない(物が売れない)から企業はますます投資をしない。
この負のスパイラルで、日本の経済はどんどん縮小する。
アベ氏の言ってることは、まさにアベコベじゃないっすかね?

このままだと日本の経済も破綻しますよ。





















なんかもうわやくちゃですね。
年金問題はまさにアベ政権のトラウマのようです。
匣を開けて災いが解き放たれても、なかったことにすれば誤魔化せると、マジで国民をナメてます。