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二階さんが金融庁を厳重に注意したせいかどうかは知らんけど、
さっそく金融庁が猛省したそうな。

読売新聞 13日 「老後2千万円必要」報告、金融庁「猛省している」
 老後に年金収入以外に2000万円の資金が必要とした金融審議会(首相の諮問機関)の報告書をめぐり、金融庁幹部は12日、自民党財務金融部会の緊急幹部会議で、報告書の内容や経緯を説明した。関係者によると、「公的年金制度に不安を与えた点について、猛省している」という趣旨の説明があったという。


 自民党は金融庁に報告書の撤回を求めているが、今後の取り扱いは未定。

 報告書は、65歳で定年退職した夫婦の場合、毎月約5万円、30年間で約2000万円の生活費が不足し、資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。

 これに対し、野党が「(年金制度の)『100年安心』はうそだった」と年金制度の問題として取り上げ、批判が強まった。報告書は審議会の総会を経て麻生金融相に提出される予定だったが、麻生氏は受け取らない考えを示した。
いったい誰に何を謝罪してるのやら?
まずは政府が国民に、自分らの失敗を棚に上げて自助を押し付けたことを謝るべきじゃねーのか?


厚労省も「年金財政検証」の公表を選挙後に先送りか....

東京新聞 13日 「年金財政検証」公表遅れ 「2000万円」問題に続き火種  
 公的年金制度の健全性を五年に一度チェックする財政検証の公表が遅れている。政府・与党は、公的年金以外に二千万円の蓄えが老後に必要と試算した金融庁審議会の報告書を、夏の参院選に悪影響とみて事実上、撤回したばかり。野党は、年金財政検証も公表を先送りするようなら「参院選の争点隠しだ」と批判している。  (編集委員・上坂修子)........ 
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おまけにGPIFも年金運用成績公表せず?

日刊ゲンダイ 13日 GPIFも年金運用成績公表せず?過去にも参院選後まで“隠蔽”
 2018年度第3四半期の運用実績はマイナス14.8兆円――。


 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が今年2月、過去最大となる年金運用の損失を発表してから4カ月余り。例年、7月第1週の金曜日に前年度の通期の運用成績を公表するが、霞が関では「参院選の前には公表しないのではないか」と疑念の声が上がっている。

 18年度の年金運用は、第1、第2四半期が2.6兆円、5.4兆円のそれぞれプラスと順調だったが、第3四半期は米中貿易摩擦などを懸念した世界的な株安と円高の影響をモロに受け、15兆円に迫る大損失。第1、2四半期のプラス分を完全に溶かした。

 通期の見通しも「第4四半期(今年1~3月)は、外国株の上昇が期待できても円高傾向が続いた影響で利益は減殺されてしまう。約15兆円もの損失は補填できず、恐らく通期はマイナス運用です」(経済評論家・斎藤満氏)という状況だ。......

2000万円問題も、森本国対が「報告書そのものがなくなった」と言い、これ以上の審議を拒否。
予算委員会はかれこれ100日審議拒否。開かないまま国会を終了するつもりだ。

 外交青書から「北方四島は日本に帰属」が消えたことも、
 アベ氏が前提なしに金正恩と会うと突然言い出したことも、
 トランプ氏の「選挙後に農業と牛でビッグニュース」の謎も、
 欠陥機F35爆買いの謎も、
 防衛費の上限撤廃も、
 消費税増税10%も、あれもこれも、

何一つ丁寧な説明がなされないまま、参院選に突入だ。
何もかも選挙後に先送りされ、都合の悪い事実はなかった事にされ、
私たちは選挙後に、不幸な現実ばかりを押し付けられるのか? 💢


みなさん、目を見開いてよく見よう。
アベ政権が、選挙に勝つための政治を続けている。
選挙に勝つことが最優先。国民の生活なんて、2の次3の次。
内閣人事局で官僚を支配して、官僚は今や公僕を捨て、アベ政権の下僕に成り果てた。

この延長線にあるのは、独裁政治だ。

「他にないから」とか「自民党しか知らないから」とか

寝ぼけた事を言ってる場合じゃない。