スクリーンショット 2019-06-28 15.00.51


27日、国連特別報告者のデービッド・ケイ氏がジュネーブで記者会見し、報告書について日本政府の反応について述べました。

この記者会見について、共同通信28日の配信を各メディアが報じてるのだけど、
共同通信 28日 報道の自由、政府と「対話用意」国連報告者、反発に
  【ジュネーブ共同】言論と表現の自由に関する国連のデービッド・ケイ特別報告者は27日、日本の報道の自由に懸念を示した自身の報告書に日本政府が反発していることについて「内容に不満があり、問題点を議論したいのなら対話の用意がある」と述べた。ジュネーブで共同通信などのインタビューに応じた。

 沖縄での米軍基地の県内移設などに対する抗議活動への圧力に関しては、日本政府と沖縄の人々との間の相互不信が原因だと指摘、「対話が重要だ」とした。また沖縄の人々には抗議する自由があるが、その手段が十分になく問題だとした。


産経新聞は、一足早く独自の記事を書いていて、ちょっとオモロイ。

産経新聞 27日 ケイ特別報告者が会見 日本の拒絶反応に「驚愕した」
 【パリ=三井美奈】国連人権理事会で日本メディアの独立性に疑念を示す報告書を提出した国連のデービッド・ケイ特別報告者は27日、ジュネーブで記者会見し、日本政府の報告書への反応について「ほとんど拒絶であり、驚愕(きょうがく)した」と述べた。

 ケイ氏は「報告書は決して厳しい内容ではなく、状況改善を促したもの」だと主張。政府は「私の勧告について考え、合意できるところがあるかを考えるよりも、全体的に拒絶した。対話はなかった。勧告だけでなく、私の理解をも拒絶した」と嘆いた。

 ケイ氏は言論と表現に関する国連報告者。人権理に提出した報告書で、2017年に日本政府に行った11項目の勧告のうち、放送局に電波停止を命じる根拠となる放送法4条の廃止など9項目が不履行だと指摘した。菅義偉(すが・よしひで)官房長官は今月5日、「不正確かつ根拠不明のものが多く含まれ、受け入れられない」と反論していた。産経新聞は電話で記者会見に参加した。

「ほとんど拒絶であり、驚愕した」というのは、共同通信にはない強い表現ですよね。
政府との間で「対話はなかった」とはっきり述べているし。

共同通信は、ケイ氏の発言を忖度変換したのか?(笑) 


つまり日本政府は、対話もせずに受け入れられないと言ってるわけだ。
対話もしないなんて、近代民主主義国家にはあるまじき所業。

「恥を知りなさい」(三原じゅん子風)





産経は ちょくちょく いい記事も書く。