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れいわ新選組 3人目の公認候補 やすとみ歩


50分もの記者会見、ようやく見終えました。
驚いたことに、やすとみ氏の発言は、まるで私の気持ちを代弁してるようです。
つまり、このどん詰まりの状態から脱却するには、今までのやり方ではダメだということです。
固定観念をぶち壊せ!

れいわ新選組公認候補予定者 やすとみ歩 発表記者会見 2019年6月27日
https://youtu.be/EsvUK3KeHc8 


注目ポイント!

4:40〜
政治の原則を変えないといけない。
私たちの住んでるこの豪華な地獄は、国民国家という名前のシステムで、それはイギリスで形成された資本的生産システムと、フランスで形成された市民による国民軍というもの、この2つが融合して出来上がった。
これがもはや、機能しなくなった。
機能しなくなり始めたのは、第一次世界大戦の時だが、もうそこから100年も経ってるので、完全に機能しなくなってる。
だけどそれがまだ、わたし達の社会の根幹になっているというところに問題の本質があって、それがインターネットとか高齢化とかアジアの台頭というような大きな波によって、崩壊の危機に瀕してる。

この時代においては、政治の原則である「国民国家システムの維持」、別の言葉で言うと「富国強兵」ということなんですけど、富国強兵と言うと古臭いんで、「経済発展」とか「GDP何パーセント」とか言い換えてるんですけど、それは富国強兵の言い換えに過ぎない。

そこから別の原則に移行しないといけない。
その原則とは、「子どもを守る」ということだと考えています。
それは、生命が、わたしたちが生きる目的が何かあるのかと考えた時、子どもを守るってことなんですね。

蟻の社会にしても、蜂の社会にしても、目的は子どもを守ること。
私たちの社会はもともと、自分たちでなく子どもを守るためにあったのだと。
もしそうでないなら、とっくの昔に人類は滅んでいたのですが、その生命に普遍的な原理に戻るだけのこと。
それを思い出せば私たちは、国民国家の地獄から逃れられるんじゃないかと。



14:17〜
資本主義システムが機能しなくなって、以前の帝国システムに回帰してると多くの人が指摘してるんですが.....

かつて私たちが経済だと思ってたものの底が抜けて、全然違うシステムにもはや移行しており、移行したシステムに適応した決済システムとか、私たちが形成できてないので、じゃんじゃんお金を投入し続けるしか無くなっている。

本物の好景気というのは、アベノミクスみたいにジャブジャブ金を注ぎ込んで株価が上がるということでなく、人々の暮らしがどんどん豊かになって、みんなハッピーになって舞い上がってくるみたいなことを指してるんだと思うんですけど、それは政策によって実現できるのではなく、人々の活力というものが発揮されて初めて実現できる。
それにはやはり「子どもを守る」、子どもがニコニコ笑ってる状態を作って初めて私たちの心も明るくなり、そして経済も「景気がいいなぁ」とみんなが思うような時が来るのではないかと思ってます。



19:44〜
政治不信は政治家が悪いからでなく、国民国家システム全体が賞味期限が切れて(50年以上経ってると思いますけど)機能しなくなっていて、投票したって何も変わんないじゃんみたいな...
そうなんですよ、投票したって何も変わらないように政治が作られているので、そのシステムに合わせて、公職選挙法とかに想定されるものに合わせて選挙すると、「あの選挙」になるんですね、必ず。
「あの選挙」をした瞬間に、もうそれは既存の政治のシステムの一部に取り込まれてしまう。
だから「あの選挙」、公職選挙法に触れないように「あの選挙」でない選挙をしないといけないと思って.....

れいわ新選組ってのは、明らかに政党名じゃないですよね。
テロリスト集団、白色テロリストという質問も出てたようですが、そういうのを名乗る、
で、山本太郎さんも元を正せばメロリンQだし、そういうことを考えると、今まで私たちが知っている政治ではないんではないかという期待があるんじゃないかと思う。

政治というシステム全体が機能しなくなりつつあるという恐怖感から、太郎さんは新しい希望を何か開こうとしてるんじゃないかという、そういう期待が集まってるんじゃないかと思う。

今までの政治の外に新しい政治を作ることで、議会制民主主義を再生する力を期待してるんじゃないかと私は思いました。
私もそういう力を感じたので、子どもを守るということを訴えるのはここではないかと思い参加しました。



35:16〜
東京タワー建てて、新幹線走らせて、東京オリンピックやって、大阪万博やったから経済成長したので、スカイツリー建てて、リニアモーターカー引いて、オリンピックやって、大阪万博やったらもう一回経済成長すると思ってんじゃないかと思うんですけど、雨乞いですこんなのは。
私たちはその雨乞いのために何十兆円も使ってるんですね。狂気です、こんなのは。
.....
友達のことを考えて会社に来ないようなヤツはダメ、だから友達が1人もいなくてお金が頼りの人間がいなければ、私たちのこの経済持たない。
なので私たちは友達を作る力を失い、助け合いの力を失ってしまったので、暮らしが成り立たなくなり、お金を稼がないと死んでしまうと思うようになったわけです。
それを改める以外に、私たちは貧困、繁栄の中の貧困というわけのわからない世界から抜け出す道はないと思ってます。



そして最後、終了直前のこの発言。

48:33〜
私が戦後日本で最も尊敬してる政治家は、石井紘基議員。
民主党の、あの、自宅で暗殺された。
彼は、国政調査権を用いて日本社会の構造を解明する、特に財政に関する構造を解明するという大きな仕事をなさってですね、私が「経済界の船出」という本を書いている時に、日本の財政構造についていろんな本を調べてみたのですが、意味のあることを書いてあるのがほとんどなくてですね、その中で石井紘基の作品に出会って、非常に尊敬して、この人は一体誰だろうと思って、ああ、あの暗殺された議員と思って衝撃を受けた。
もし私が参議院議員として当選するなら、国政調査権を用いて日本の今のですね、私が漠然とお話しした国民国家システムはどういう形をしていて、どういうふうに作動してるのかということを解明する研究をしたいと思ってます。
それは、私が積極的に議員になる意味があると思っていることの1つです。
そのことを実現できたら、きっと何か意味のあることを皆様に提供できるんじゃないかと思っています。


ヒャぁぁぁ! 凄いこと言いましたよ。
わざわざ、写真撮影に入ろうとするの引き留めて、言いましたよ。

やすとみ氏、議員にしないとダメなんじゃね?



動画の下のコメントから。これ、とてもよくわかる。
「国 同一性障害」という言葉を聴いたことがあります。どうも子供の時からなんかこの国が合わないという感覚。
これから、このような感覚が安らぐような国になっていって欲しい。
ちょっと人と違うことをすると、白い目で見られる。意見が言いにくい。
◯◯らしさを押し付けられる。なんかこの国、合わない。
たびたび感じる同調圧力、これは経済優先という名の拝金主義には好都合。
だから私たち、飼いならされている。

考えてみて。
無限に成長し続ける経済って、あり得ない。
GDPがなんぼ上がったより、日々の暮らしの方が大切じゃないですか?

資本主義が行き詰まって、価値観の変遷が始まった。
これが、英国のEU脱退〜トランプ政権誕生に始まる、世界の様相と見てる。

今までと同じやり方では変えられない。
けれど、既成政党は野党ですら、積極的にやり方を変えようとしない。

れいわ新選組という型破りな政党が、ここに風穴をあける。
すでに、既成政党にいい刺激を与えてると思う。

長年かけて刷り込まれた固定観念を、一人一人が見直すところから始まる。
そう思うので、やすとみ氏の言うことは、私の思いに合致してる。






れいわ新選組公式 やすとみ歩氏を新公認候補予定者に発表、「子ども守ることを政治の第一に」






しかし、蒸し暑いですな。(集中力低迷ちゅー)