教育への公的支出
 2017年のBLOGOSの記事より  


日本は教育にドケチな国だということを自覚しましょう。

昨年の日経より....

日経新聞 2018年 日本の教育への公的支出をOECDで最低とし教育無償化に逆行して私費負担も増加させた安倍政権
経済協力開発機構(OECD)は11日、小学校から大学までに相当する教育機関に対する公的支出状況などを調査した結果を公表した。2015年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める支出割合を見ると、日本は2.9%となり、比較可能な34カ国中で前年に続き最も低かった。OECD平均は4.2%

一方で、日本の子どもにかかる学校関連の費用の総額は、小学校から大学までで1人当たり1万2120ドルとなり、各国平均の1万391ドルを上回った。教育費が比較的高いのに公的支出の割合は少ないことで、家庭負担に頼っている現状が浮かんだ。

OECDの調査担当者は「特に家庭負担が重い大学などの高等教育と幼児教育・保育については、公的支出を中長期的に増やしていくべきだ」と述べた。政府は19年度以降、幼児教育や高等教育の一部無償化に取り組むことを既に決めている。

公的支出の割合が最も高かったのはノルウェーの6.3%。フィンランド5.6%、アイスランド5.5%、ベルギー5.4%が続いた。

調査は、日本の国公立大学などの授業料は海外に比べて高く、奨学金の利用者が卒業時に抱える負債を返済するのに最長で15年かかっていることも指摘し「加盟国の中で最も重い」とした。

3歳未満で正規の幼児教育や保育サービスを受ける子どもの割合は23%で、各国平均の31%を下回っていた。〔共同〕


教育にはお金をケチるくせに、ステルス戦闘機には無制限にお金をかける、そういう国なんですよ。
まるで養育費を趣味につぎ込むヒモ旦那のようですね。💢
NHK  21日 「ステルス戦闘機」 金額明記せず開発費要求へ 防衛省
2030年代に退役が始まる、航空自衛隊のF2戦闘機の後継のステルス戦闘機をめぐり、防衛省は、来年度予算案の概算要求で、具体的な金額は明記せずに開発に関連する費用を盛り込む方針を固めました。

航空自衛隊は、2000年から配備を始めたF2戦闘機を91機保有していますが、2030年代に退役が始まることから、政府は後継の「ステルス戦闘機」について、今後5年間の中期防衛力整備計画では「国際協力を視野に、日本主導の開発に早期に着手する」と決めています。

この後継機について、防衛省は、来年度予算案の概算要求で、具体的な金額を明示しない「事項要求」という形で、開発に関連する費用を盛り込み、年末の予算編成までに、金額を計上する方針を固めました。

防衛省は、アメリカやイギリスと共同開発する可能性を検討していますが、国内の防衛産業を維持するため、どこまで主体的に開発に取り組めるかなどが課題となっていて、具体的な方針はまだ決まっていません。

このため来年度予算案には、日本が独自に開発する、機体やシステムの主要部分の開発に関連する費用を計上する方針です。

具体的な金額は明記せずに費用を盛り込むって、そういうの予算って言わんだろ。💢
勝手にそんなこと決めていいわけない、国民にちゃんと説明しろ!
はよ国会を開きなさいよ、はよはよ!


そう言えば...以前は改憲の理由の1つに「教育無償化」を入れてたのに、いつの間にか消えちゃいましたね。(笑) 



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だいたい日本は大学の授業料が高すぎる。(グラフは2017年のガベージニュースより)
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消費者物価指数を反映しても、グラフの上昇率はほとんど変わらないんですよ。
いったいどういうわけでこんなキチガイのように高騰するんでしょうか。

私の頃は、奨学金もらってる人ってそんなにいなかったし、そもそも「奨学金=給付型」という認識でしたよ。
それがいつの間に、学生の半分が奨学金ローンって事になっちゃったんでしょうか?


悪政のせいじゃないでしょーか、自民党の。(ーー;)