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BBCより


アマゾンの熱帯雨林が燃え続けてるらしい。
アマゾンの熱帯雨林は地球の最後の空気変換装置である。大変なことだ。

それなのに日本のメディアは全く報道しない。



BBCジャパンが日本語ニュースを出している。

8月21日



8月23日

 

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サンパウロは煙により暗闇に包まれた。

BBCによれば...
・森林火災の発生件数が過去最高に達し、2018年の同時期と比べて83%増加している。
・ジャイル・ボルソナロ大統領は先に、森林減少のデータについてINPEの所長を解雇したばかり。
・環境保護活動家は、ボルソナロ氏が森林伐採・焼き畑を奨励しているとして非難を強めている。
・WWFアマゾン・プログラムを統括するリカルド・メロ氏は、今年の森林火災は「最新のデータで示された焼き畑の増加の結果だ」としている。

フランスのマクロン大統領がボルソナロ大統領とバトルになってる。

マクロン 「アマゾンの熱帯雨林で多発している森林火災は「国際的危機」だと警告し、同国で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)の最重要課題にすべきだと」

ボルソナロ マクロン氏が「政治的利益」のためにこの問題を利用していると批判。また、ブラジルの参加しないG7で森林火災問題を取り上げるのは「見当違いの植民地主義的思考」

BBC8月23日の記事によれば、かなり醜い言い合いになってる。( ̄△ ̄;)


火事の原因はよくわからんが、火事が起きてるのは確かなので、エライ人たちはとりあえず消火することを優先に考えてほしいものだ。


しかし、ネットには無関係な写真も多数投稿され、ネットの怒りを煽っている。
AFPによるファクトチェックも参考に。


日本のメディアもぼちぼち報道しはじめたようだ....





むーう.....2012年のAFPによれば、


ブラジルもモンサントに侵略された国であり、
 ブラジルの大豆生産量と輸出量は前年、米国に次ぐ世界第2位だった。遺伝子組み換え大豆は主に家畜飼料や大豆油、バイオ燃料などに使われ、その売上は241億ドル(約1兆9000億円)に上り、農産物輸出の26%を占めた。主要輸出先は中国である。
 かつて遺伝子組み換え大豆の使用を禁止したブラジル政府は現在、同様の技術の研究・開発に投資を進めている。

とある。
深刻な森林火災と関係あるやなしや?


そしてアベ氏は、ボルソナロ大統領の無謀な開発に手を貸そうとしている。


アマゾン開発の目的は、木材の採集から始まって、農耕牧畜による肉と大豆の生産を増やすことにある。また、埋蔵している自然資源ボーキサイト、金、鉄、マグネシウム、ニッケル、リン酸、錫、ウラニウム、石油、希少ミネラルといった資源の開発も有望視されている。さらに水力そして原子力発電の建設もテーマとしてある。ボルソナロ大統領はこれらの開発のどれかを、今回安倍首相に提案しようとしているわけである。

しかし、この開発で問題となってくる点が2つある。1つは、アマゾン地帯の開発による破壊が地球の温度化をもたらし、生態系に想像できない悪影響をもたらす可能性が。もう1つは、先住民の保護問題である。
アベ氏とボルソナロ大統領はG20で会談したようだが、その内容は明らかになってない。
森林破壊と先住民迫害に、私たちの税金が使われるかも知れない......