上野元政務官 口利きで得たお金を党費に当てるなどと発言。
上野


日本の技能実習生への扱いは、まさに虐待と言えるもの。
その実態をイギリスBBCが報道した。


キャリコネニュース 8月26日 BBC「日本の技能実習生は虐待を受けている」 外国人技能実習制度の実態を報道、海外から「日本への尊敬を失った」の声も
BBCが日本の外国人技能実習制度を紹介し、話題になっている。「『搾取される』日本の移住労働者」というタイトルで8月25日にサイトで公開された記事は、8分に渡る動画と共に「日本の技能実習生たちは虐待を受け、危険な環境で働いている」と紹介していた。

レポーターはベトナム人や中国人の技能実習生が集まるシェルターを取材した。縫製工場で勤務した女性は、「私が初めて工場に来たとき、朝6時30分から深夜まで働きました。最初の半年間は1日の休みもありませんでした」と語る。

職場でいじめられ自殺未遂「日本に来なければこんなことにならなかった」

女性は、息子に良い結婚式を挙げさせるため、お金を稼ごうと日本にやってきた。彼女がこの1年、自身が働いた時間を記録し続けてきたノートに則れば、本当なら500万円近い金額を稼いでいたはずだとレポーターに明かす。しかし、残業代は支払われていない。「給与明細は偽物です」とも話していた。

「脚は腫れ背中は痛み、とても疲れました。頭痛がし、夜には泣きました。でも、私の体調が良くないことを知ったら、私は解雇されるだろうと思って、上司に言うのを恐れていたんです」

他の工場で働くある中国人女性は、職場でのいじめに遭った。「これ以上生きて行きたくなくなった」と自殺を図り、3か月間入院した。「日本に来なければこんなことにはならなかった。彼らが私をあんなにいじめたりしなければ、自殺しようとなんてしなかった」と涙ながらに語っていた。

「21世紀に、日本のような豊かな国でこんなことが起きているなんてとても悲しい」
BBCの公式フェイスブックには、この記事に多数のコメントが付いていた。「日本でこんなことが起きているなんて信じられない」という声は多い。

「真実を伝えてくれてありがとう。日本への尊敬を失ったよ」
「21世紀に、日本のような豊かな国でこんなことが起きているなんてとても悲しい」
「日本は特に移民労働者のことになると、ダークな面がたくさんあるよね」

一方で、こうした搾取は世界中で起きている指摘も多かった。移民が弱い立場に立たされ、劣悪な環境で働かされているのは資本主義の結果だ、という意見もある。また、日本の労働環境はそもそも、外国人にとっても日本人にとっても悪い、と主張する人もいた。

「移民だけの話じゃない。日本では働きすぎて死ぬ『過労死』が問題になっている。アニメでも、お父さんや旦那さんは家にいないことが多いでしょう?あれは、彼らは働いているからだよ。厳しいけど、本当のことだ」

政府は今年4月から、単純労働をする技能実習生の受け入れを始めている。BBCは動画内でこの制度について、「次の5年で34万5000人が日本に来る」という試算を紹介した上で、「すでにここにいる人たちをどのように扱うか、考え直す必要がある」と指摘している。

日本に住んでる人たちより、海外の人たちの方が日本のことを正しく知ってるんじゃないですか?


そもそも、制度を管理するべき人が悪質ブローカーだった。
上野元政務官の口利き疑惑は音声も公開されてるのに、本人は否定するだけで説明責任を果たさず逃げ回っていた。
辞任したのも「党の迷惑になるから」という理由だ。
11日になってようやく取材に応じたようだが、相変わらず否定するのみで離党も議員辞職しないと。


悪質ブローカーといえば、現役議員がズラズラ名を連ねる「ミャンマー協会(JMA)」も相当に怪しい。
ミャンマーからの実習生を受け入れる「管理団体」からピンハネをしている。
最高顧問は麻生大臣なのだ。

 ミャンマーから実習生を受け入れる監理団体は、JMAに「ミャンマー人技能実習生育成会」への入会を義務付けられる。初年度は入会・年会費合わせて10万円。翌年から毎年5万円、実習生が3人増えるごとに1万円ずつ上乗せされる。

しかし日本のメディアはこういうことを一切追求せず、昨年末にはアベ氏の「あらゆる手段を尽くし悪質ブローカーを排除していく」などという発言を、無批判に垂れ流していた。


日本のメディアは、技能実習生への虐待が政府による犯罪だとは絶対に言わない。
警察も検察も調査しない。
こうやって、与党による犯罪はスルーされ、やがて忘れられる。
それが日本なのだ。
これで社会が良くなるわけがない。








技能実習生への虐待は、徴用工にそっくりだと思いませんか?