2008年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者・ポールクルーグマン氏
スクリーンショット 2019-09-29 15.51.49


いやほんと、それに尽きると思うのですがね....


PHPオンライン 26日 ノーベル賞経済学者が直言「高収入の人が税金を払えば解決」

よくマスコミが「AI登場により大量失業時代がやって来る」とか脅かしますが、そういうのも誇張のすぎる話だと言ってます。
私も全くその通りだと思う。
だって、今のAIってまだまだ「人工知能」には程遠いシロモノですから。

AIによる大量失業は当分訪れない

――テクノロジーがさらに進化すれば、いずれ機械が人間の労働を奪ってしまうかもしれない……このような脅威論をどう捉えますか。

【クルーグマン】AIについては誇張されている面が多いと思います。テクノロジーの変化によって排除される人はつねにいますが、AIによる大量失業の時代が来るのはまだ先のことでしょう。

一度機械に人間の仕事を奪われたら、やがてすべての仕事が奪われるんじゃないか、という恐怖心はいつの時代もあります。しかし歴史的にみれば、仕事の代謝はいつの時代にも起こっています。アメリカではかつて国民の多くは農業従事者でしたが、いまは効率化が進み農業従事者は数百万規模にまで減っています。代わりに別の仕事が生まれました。

テクノロジーが資本主義を脅かすという強い偏見があり、労働力の使用に反しているとしたところで、では賃金の低い仕事しか得られないほうがいいんですか、ということです。そうではないでしょう。

AIがすべての仕事を奪うという話は、現実の出来事からはまったく乖離しています。ロボットの生産性はいまだ低いままです。仮に人間のように考えることができるAIや機械が現れたとしても、それでどうなるというのでしょう。

AIたちが我々全員を殺すというのでしょうか。AIについて現時点で話されているようなことは、下手なSF映画のたぐいです。現在のところ、まったくそういう兆候は見られません。

どの分野で仕事が求められているかというと、その多くはヘルスケアです。1対1で面と向かって行なうパーソナル・サービスです。AIがこの仕事に取って代わるようなビジョンはいまのところありません。

グルーマン氏は「格差を解決する2つの方法」があるといいます。
1つは「前/分配」、もう1つは「再/分配」。
「前/分配」とは、労働者の賃金を上げること。 当たり前ですね。
「再/分配」とは、富の分配を適正に行うこと。

分配のための富はすでにある。どう使うのかが問題だ

【クルーグマン】先ほども述べましたが、現在もっとも雇用が求められているのは、ヘルスケアとパーソナルケア・サービスの分野です。この分野はAIに代替されるところまで行っていません。つまり、ロボットの看護士はまだ登場していない。日本はテレプレゼンス(遠隔操作)の実験をしていますが、大きなインパクトをもたらすまでには遠いでしょう。

ユニバーサル・ベーシックインカムはその極端な形ですが、すべての人にヘルスケアを提供するなど、ほかにもできることはたくさんあります。現在アメリカは、国民皆保険制度の実現にこれまでにないほど近づいていますが、それも再分配の一つです。

誰がその資金を払うのかといえば、基本的には高給の人がそれを支える税金のほとんどを払います。子供にも助成金を出すとか、苦境にいる人の収入のサポートをするとか、さまざまな給付の方法が考えられます。最終的にはそうした給付が基礎的な収入の保証になるかもしれません。

ポイントは、分配のための富はすでにあるということです。税金を集めて、国民にまともな生活水準を保証するために使えばいい。実際には、この問題は経済的なものではなく、政治的なものだと言えるでしょう。

日本はこの富の再分配が全く糞詰まり状態です。
国民から広く徴収した税金を、大企業や富裕層のところで止めて市場に還元しないのですから、国民は貧乏になるばかりです。

貧乏になるとお金を使いません。
老後に2000万必要と言われ、その上消費税増税で、ますますお金使いません。
ものが売れなくなるので、不景気なります。

簡単なことです。

アベ政権はやってることがメチャクチャなのですよ。
まぁ、世界中がメチャクチャではありますがね。
わずか1%の人に富が集中するようなことが起きているのだから。








トランプは、アメリカファーストと言って、自国民からの収奪を控えて他国民から収奪することにしたように見えます。
経済戦争というやつですよ。
日米貿易交渉でも、結局アレは日本人がアメリカ様に貢ぐような話。
安いアメリカ産の豚や牛が大量に輸入されるようになったとしたら、結局儲かるのはアメリカ様。
日本から富が流出していくという話です。

安い肉が買えて嬉しいという、単純な話ではありません。