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無償化について知らせるチラシ。給食費(副食費)の扱いは隣同士の自治体でも対応が分かれ、東京都中央区(左)は保護者が負担(所得制限あり)、千代田区は区が負担する/朝日新聞


10月より始まった「幼児教育無償化」ですが、無償化と言いつつ給食などの実費は対象外なのご存知ですかー?
知らないと幼児教育がタダになるんだ、やるじゃないと思うかも知れませんね。
アベ政権の人気取り政策は、こうゆう蓋を開けたらナンジャラホイなのが多いです。

騙されないように。


朝日新聞 30日 無償化で給食のおかず減る? 戸惑う保護者「本末転倒」
 10月から始まる幼児教育・保育の無償化。幼稚園や保育所に通う3~5歳の利用料を原則無料(一部上限あり)にする制度だが、払うお金がゼロになるとは限らない。給食費などの実費は対象外、というのが国の方針だからだ。自治体によっては独自に補助し、給食費の保護者負担をなくすところもあり、支払額には地域差が。一方、おかずを減らして対応する園も出始め、保護者の間には戸惑いが広がる。

 「給食献立のメニュー変更について」。横浜市の私立認可保育園に5歳と2歳の子を通わせる女性(42)は、9月中旬に園で配られた紙を見て驚いた。これまで平均310円ほどだった副食(おかず)の材料費が40円ほど下がり、その分、おかずやおやつの品数を減らすと書かれていた。

 国の目安では、主食(ご飯)3千円、副食が4500円。これまでも保護者が支払う仕組みだったが、特に副食費は、保育所の利用料に含まれる形で自治体に支払っていたため、保護者にとっては負担している実感が薄かった。また、実際の材料費は、施設によってまちまちだった。

 運営会社によると、この園での9月までの副食費は月に約7800円かかっていた。10月以降は施設ごとに保護者から直接集めることになり、負担を減らすために材料費を千円ほど減額し、保護者からは6500円集めることにした。栄養価は変えず、日によっては品数を減らすことにしたという。

 この女性は「保育の質を落とすなら無償化は本末転倒。何のための制度なのか」と話す。........

無償化したら、子供へのサービスや教育の質が下がったと言うようなことが、あってはならないと思います。
制度設計がオカシイのだろうから、やり直して欲しいですね。

そもそも、給食費が対象外ってのが意味わからん。
育ち盛りの子どもにとって、一番大切やろ、そこ。