英語の民間試験について家庭の経済力により不公平が発生するという批判について、萩生田文科大臣が、「身の丈に合わせて頑張ってもらえば」と発言した(詳しくはコチラ)ことについて。

その根底にあるものを山崎氏のツイートより...

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ここから連ツイを引用
戦後の民主的な教育基本法とは違う「大日本帝国型教育」とは何かと言えば、まず天賦人権論を否定し、天皇以外の臣民には本来それぞれの分に見合った格差があり、各臣民はそれぞれ分をわきまえて「全体」のために献身奉仕せよという図式。男女差別を含む諸々の差別を彼らが否定しないのも、それが理由。
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河村たかし名古屋市長の少女像への言いがかりも含め、彼らが共有する「思想」に目を向けず、目に見える現象だけを追う報道が多いが、彼らが書く文や口にする言葉、とる態度から「思想」を読み解けば、彼らが本当は何を目指しているのかというゴールが見える。議論の俎上に乗せるべきは、彼らのゴール。
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萩生田は日本会議に従ってる...というか萩生田が日本会議そのものか。
日本会議の目標が「戦前回帰」で、そのために戦後民主主義をことごく破壊して行っているのだと思う。

ただ、経団連が消費税などの「痛みを伴う改革」を求め、自ら消費を低迷させ景気悪化を招いたり、
アベ政権が、TPPやFTAなどの1次産業を弱らせる売国政策をやって国の力を削いでいくのはなぜなのか、そこが理解できなかったのだけど....

ここに来て、やっと何となく分かったような気がする。

つまり、彼らが求める「戦前」は階級社会なのだ。
自分らは特権階級で、一般庶民はただそれに黙って従う存在。
貧困世帯は奴隷。

 「身の丈」は「身のほど」 つまり「身のほどをわきまえろ」という事。

そう考えると、全ての謎が解けるのだ。
大企業の多くは昔の財閥。
それらの殆どが徴用工という名の「奴隷」を使っていた。

貧困の固定化は、低賃金で使える「奴隷」の確保となる。
経団連は景気の上昇より「奴隷」を欲してるのだ。


だから、基本的人権や国民主権を保証する憲法が邪魔で仕方ないのだ。

日本国民は、戦後にやっと得た自由を捨てて来た道を戻るのか?

 「基本的人権・国民主権・平和主義」 あって当たり前ではない。

失って初めてその大切さに気づいても、もう遅い。