森友問題はいまだ全容が解明されてない。忘れてはいけない、終わらせてはいけない。

森友
ヒアリングでは国交省の写真資料を解析した鮮明画像が示された。(撮影/青木泰)/週刊金曜日


週刊金曜日 10月29日 森友問題、野党が鮮明画像で追及 国交相発言の嘘、動かぬ事実に 
森友問題での野党合同ヒアリングが10月2日に開かれた。翌々日から臨時国会が始まる、緊迫した中で持たれたヒアリングだった。

「私が見ました」と、これまで真実を覆い隠していた発言の嘘が明らかになりつつあった。森友問題では値引きの根拠として国が提出した試掘写真資料の偽装を、2月4日には事業者が参議院への回答書で、同27日には国土交通省が国会の質疑で認めていた。それでも国は国交省が提出した試掘報告書の写真資料NO.1(だけ)は間違いのない事実が記載されていると主張した。石井啓一国交大臣(当時)が「私が見ました」と語り、航空局長が「工事関係者による試掘におきまして、3・8メートルの深さまで廃材等が存在することが確認され、そのことをメジャーで示した工事写真を確認した」と述べた資料である。

しかし国が示した写真では、試掘穴の中は暗くて見えなかった。ごみの層が3・8メートルまであったことを証拠だてるものは石井大臣の国会答弁のみ。その真偽に注目が集まったが、入手できた同写真のデジタルデータを濃淡調整し、穴の中が見える鮮明画像にしたところ、何とごみの層が3・8メートルどころか、3メートルにも満たないことが分かった。

これまでのヒアリングでは、その鮮明写真が提出され、国交省の職員は「3メートル以下に見えるか」との簡単な質問から逃げ続けていた。ついに10月2日には「会計検査院も『3メートル以下には認められない』と語っている」と追及された。

質疑は時間切れとなり、国会での委員会審議に持ち越されたが、鮮明写真が示した事実からすれば国交大臣の辞任・議員辞職も不可避だ。だから再任させなかったか。

一枚の写真が示すのは、ただ同然の国有財産の売却は不法だったとの事実だ。後は国会での委員会での事実解明にバトンタッチされたと言えるヒアリングであった。

(青木泰・環境ジャーナリスト、2019年10月11日号)

値引き根拠の写真の偽装を、事業者も国交省も認めているのに、国はそれを認めない。
ゴミが3.8メートルまであったことの証拠となるのは、石井大臣の答弁のみ。
写真のデジタル解析では、ゴミの層は3メートルにも満たないという結果になった。

 「会計検査院も『3メートル以下には認められない』と語っている」

これで幕引きするなんて、法治国家じゃありません。
マスコミもおかしいですよね。
まるで終わった事のように、何も報道しない。💢

そんな中、森本捜査の女性部長が栄転したという情報が...(; ꒪֊꒪)

Yahoo! 10月31日 森友捜査の女性元特捜部長が大阪地検ナンバー2の次席検事に栄転 
 森友事件の捜査で注目された当時の大阪地検特捜部の女性特捜部長が、函館地検検事正を経て大阪地検ナンバー2の次席検事に就任することになった。

これは“ご褒美人事”か!?

 山本真千子氏。大阪地検次席検事に来月8日付けで就任する。おととし、大阪地検特捜部が森友学園の籠池泰典元理事長と妻の諄子さん夫妻を逮捕・起訴したのも、去年5月、佐川宣寿元国税庁長官をはじめ背任や公文書改ざんで刑事告発された財務官僚らを全員不起訴処分としたのも、彼女が大阪地検特捜部長の時だった。

 公文書改ざんでは財務省近畿財務局の職員が無理矢理改ざんさせられたことを苦に自ら命を絶ったが、誰もおとがめなしだったのである。

 山本元特捜部長はその後同期のトップを切って函館の検事正に就任したことから「ご褒美人事」と揶揄されたが、今回の異動はもっと凄い。......
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