今年2月の記事ではありますが、オススメです。
アベノミクスが何をもたらしたのか?
アベ政権の描く虚構に騙されるな。


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カナロコ 02月06日 【アベノミクスの実相】連載(上)意図的な「偽装」暴かれ
【時代の正体取材班=田崎基】 居並ぶ官僚と国会議員を前にマイクを手にし、淡々と、しかし問題の核心を鋭く突いていた。

 「別人の身長を比較して『伸びた』と言っているようなもの」

 政府統計に詳しい明石順平弁護士は1月30日、衆議院本館で行われた野党合同ヒアリングで、厚生労働省が公表してきた実質賃金の偽装を整然と解き明かしていた。

 これまで毎月公表してきた「実質賃金」だが、2018年から集計方法を変えたにもかかわらず、17年の数値とそのまま比較したことで、実際より高い伸び率が公表されていたのだ。

 明石弁護士が試算した数値について問われた厚生労働省の担当者は手を震わせ、明言を避けようと言いよどみながらも、やがて認めざるを得なかった。

 「あの…実質賃金。おそらくでありますが、明確に申し上げられませんが、数字の幅の計算でございますので、おそらく(明石弁護士の試算と)同じような数値が出ると思われます」

 同省は当初、18年1~11月のうち、五つの月で「前年同月比プラスの伸び率」と公表していたが、実際には6月の一月しかプラスではなかった。
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 明石弁護士は「まさか認めると思わなかった」と拍子抜けしつつも呆(あき)れ、そして静かに憤怒していた。

 「完全に意図的な『偽装』と言っていい。昨年8月にはこの数値の公表を受けてメディア各社は『21年5カ月ぶりの伸び率』などと報じていたのです」

 粉飾に感づいたのは昨年9月のことだった。

 アベノミクスの異常性を統計データから解き明かした「アベノミクスによろしく」(集英社インターナショナル)で知られる明石弁護士は、その後も注視を続けていた、そのさなかだった。

 「なぜこんな偽装をやったのか。それがこの問題の核心部分です」

 統計を扱っていれば確実に気付く短絡的な偽装はしかし、明石弁護士が9月に指摘した後になっても続けられていたのだ。

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 「要は、アベノミクスがうまくいっていないことの証左と言える」

 事は統計の偽装にとどまらない。「このままでは日本という国家の信頼が喪失しかねない」

 「戦後最長」とされる景気回復。2013年に掲げた物価上昇目標を6度も延期し続けている「アベノミクス」はしかし、未達のまま7年目に突入した。実相に迫る。


 公共工事は増え続け、横浜市の中心部では槌(つち)音(おと)が消えることがない。県内で建設業を営む社長の表情はしかし晴れない。

 「人手?足りないね」。でも、と続けた。

 「いつか上がる金利を考えたら、正社員を増やせるわけない。ボーナスは増やせても、基本給は上げられない。資金繰りを考えたら1日でも長く『アベノミクス』を続けてもらいたい。いま息切れしたら、連鎖倒産の可能性は低くないと思う」

 長く自民党を支持し、アベノミクスに対しても賛意を示す社長だが、常に先行きの不安が付きまとう。

 「目の前の従業員をどうやって食べさせていくのか。会社を経営してたら、そのことだけがいつも頭から離れない」

いい数字だけを見せて”成果”を粉飾するのが、アベ政権の常套手段だ。
政府の言うままに垂れ流すマスコミは許しがたい。

「戦後最長」とされる景気回復って一体なんだろう?

賃金が上がらないのに好景気と言われてもね。
人手不足なのに賃金が上がらない。安い賃金で死ぬまで働かされる。
いったい何の罰ゲームだろ?

記事に出てくる社長はまるで、麻薬中毒のよう。
このままいくといつか破綻するのがわかってながら、アベノミクスを続けて欲しいと。

アベノミクスの成果は、7年かけて日本を「安い国」にしたこと。
賃金が上がらなければ、消費も増えず、経済成長もできまへん。
物価は上がっても、経済成長してる国ほど上がらないので、「安い国」になるわけだ。
時給比較



健康ブログ 10日 【安い日本】ディズニーやダイソーが世界最安、世界の成長についていけず⇒中国・李さん「日本製の家電や化粧品は安くてお買い得」

日経新聞10日の記事から

モノやサービスなど日本の価格の安さが鮮明になってきた。世界6都市で展開するディズニーランドの入場券は日本が最安値で米カリフォルニア州の約半額。100円均一ショップ「ダイソー」のバンコクでの店頭価格は円換算で200円を超す。割安感は訪日客を増やしたが、根底には世界と比べて伸び悩む賃金が物価の低迷を招く負の循環がある。安いニッポンは少しずつ貧しくなっている日本の現実も映す。

「日本製の家電や化粧品は安くてお買い得」。中国から銀座を訪れた李さんは話す。18年の訪日外国人の旅行消費額は4兆5189億円で、13年比で3倍に増えた。

安いニッポンには、世界の成長についていけない日本の停滞もにじむ。
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昔、多くの日本人がアジアの国々へ旅行に出かけた。
驚くほど物価が安いからだ。

今、逆転現象が起きてる。

アジアの国々からたくさんの観光客が来るのは、日本が安い国になったからに他ならない。







子どもたちが犠牲に....


オンボロ戦闘機買うのや海外バラマキをやめて、消費税を減税し、法人税の累進性を高め、国民に財政出動すればいいだけのこと。
それをやらないのがアベ政権。

このままでは本当に日本は、破綻してしまいます。

いつまで騙されてるんでしょうか、アベ政権を支持してる人たちは。