就業中は公費による介護サービスを受けられないという仕組みが、重度障害者の自立を阻んでいる。
れいわの船後議員や木村議員の訴えにもかかわらず、アベ政権は対応を見送るという。💢

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NHK 16日 重度障害者「働きたい…」 国 “就労中の介護サービス”見送る
常に介護が必要な重度の障害者の就労状況を厚生労働省が調査したところ、およそ1割の人がすでに働いているか、介護を受けながら働きたいと考えていることが分かりました。

一方、重度障害者の就労をめぐっては、仕事中にも公費による介護サービスが受けられるよう、れいわ新選組の国会議員らが制度の見直しを求めていますが、厚生労働省は今回は見送り、引き続き検討することになりました。....

....調査は、厚生労働省が介護サービスを提供する全国7300の事業所の利用者1万人余りを対象に行い、4割の事業所から回答を得ました。

それによりますと、すでに企業で雇われたり、自営業で働いている人が6%に上ったほか、現在働いていない人で通勤や仕事中に介護を受けることができれば働きたいと考えている人が5.4%いました。

環境が整えば働きたいと考える重度障害者が一定数いることから、厚生労働省は、企業が介助する人を配置したり、通勤の支援をしたりする場合に支払う助成金を引き上げる方針を決めました。

一方、厚生労働省は、通勤や就労中の介助を公費による介護サービスの対象に加える制度の見直しについては、法改正を含めた検討が必要になることから今回は見送り、引き続き検討することになりました。.....

企業への助成金は引き上げる一方で、就労中の介助を公費から出すのは見送り....
変なの。就労中でも公費から出すように変えればいいだけなのに。
また、企業の利権につながりそうな予感。(ーー;)

そんなに個人を支援するのが嫌なんでしょーか?💢

重度障害者は、働くと介護費用が自己負担になるため、働きたくても働けない現状があります。
同じ仕事をボランティアでやれば、公費から介護費用が出るわけで、財源の節約という意味すらありません。
どうしてこんな仕組みになっているのか、全く理由がわかりません。
重度障害者は労働の対価を得るなと言うのでしょうか?
NHKも記事にするなら、その理由を問い質して欲しいものです。