クルーズ船の患者を治療している豊島病院(東京都)が、人工呼吸器が必要となった重症例など4人の治療経過を公表しました。

スクリーンショット 2020-02-29 13.42.39
豊島病院が日本感染症学会のウェブサイトで公表した、新型コロナウイルスの感染者の症例報告
朝日新聞 29日 新型肺炎、重症例の治療経過を公表「数日で急速に進行」
 大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、新型コロナウイルスに感染した乗客を治療している豊島病院(東京都)は、人工呼吸器が必要となった重症例など4人の治療経過を公表した。「病状が数日で急速に進行する印象を受ける」として、注意深く観察する必要があると指摘している。

 同病院感染症内科の足立拓也医師らが25日、日本感染症学会のウェブサイトで報告書を公開した。

 症例は、60代1人、70代2人、80代1人の計4人で、いずれも男性。ウイルス検査で陽性となり、緊急搬送された。60代、70代、80代の3人は高熱やだるさ、せきなどの症状があり、入院時点で37・2~38・5度の熱があった。残る70代の1人は無症状だった。

 同病院では緊急の倫理委員会を開き、10日間の計画で抗HIV薬を使うことにした。

 60代と70代の2人は高血圧などの持病があった。入院後も発熱が続いたため解熱剤を服用。酸素の投与を行った。その後、抗HIV薬を使い始めた。現在も治療を継続している。

 残る2人については症状が悪化し、人工呼吸器が必要になった。

 80代男性は高血圧などの持病があった。抗HIV薬が投与された。発症から13日目で人工呼吸器の使用を開始。ショック状態に陥り、透析が必要となった。だが、呼吸の状態が改善せず、高度な治療ができる医療機関に転院した。

 また、当初は無症状だった70代男性は入院3日目以降、38~39度の発熱を繰り返すようになった。抗HIV薬を使用。14日目に人工呼吸器が必要になったが、その後、改善がみられ治療を続けている。

 報告書は4人について、病院に搬送された時の状態は比較的良好だったが、一部の人では酸素の投与が必要になってから、「数日で急速に進行する印象を受ける」と指摘。最初に診察した段階で呼吸状態が安定している場合も、注意深く観察を継続する必要があるとしている。

 日本感染症学会のウェブサイト(http://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31別ウインドウで開きます)では、緊急報告として症例を募集している。(野中良祐)

(´へ`; ウーム  お そ ろ し い !

透析が必要になったということは、腎臓がやられたってことですね。
もしかしたらサイトカインストーム(免疫系の暴走)かもしれない。
こうなると免疫が、自身のありとあらゆる臓器を攻撃し始める。
詳しくはナショジオ 2/21 新型コロナウイルスに感染するとこうなるを読んでみて。
発症からわずか2週間で、そこまで重症化するのか...(; ꒪֊꒪)

つくづく4日間自宅療養しろという政府の方針は、恐ろしい。
スクリーンショット 2020-02-29 13.54.26
4日我慢して「病院へ行く」じゃなくて「電話で相談」なんですよ。
それで感染の可能性が低いと判断されたら、一般の医療機関へ行けという。
そもそも発熱=「もしかして新型肺炎?」じゃねぇだろうに。
インフルの場合もあるし、他のもっと違う病気かもしれないぞー。
そんなの素人が判断できませんよ。(怒)




私も後遺症について知りたいんですけどね、ネット探しても後遺症が残るというのはあっても、その内容は書いてない。何故?
ナショジオによると...
 次の第3段階では、肺はさらに損傷し、呼吸器不全に陥る。また、死に至らないまでも、肺に後遺症が残ることもある。WHOによると、SARSの患者は肺にハチの巣状の穴が開いていたというが、新型コロナウイルスの感染者にも同様の病変が報告されている。過剰に反応した免疫系が組織を傷つけるせいで、こうした穴が開くようだ。
肺に蜂の巣状の穴が空いたら、元に戻らない気がしますが...? (´c_,`lll)


とにかく、国民に「病院へ行くな、検査も酷くならないとやらん」という方針は、全く間違ってると思います。💢