岸が結んだ密約
安保改定で藤山外務大臣が1960年1月6日にサインした、密約中の密約「討議の記録」



軍事的案件において日本政府はアメリカのいいなりであります。
敗戦後不平等な条約を結ばされたとしても、もう70年以上経過してるのですから、条約を見直すような動きがあっても良いではないかと思うのだけど、
これまでの自民党政権にそんな気配は全く見られず、逆に進んで従属してるように見えるのは何故なのか?

『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の矢部宏治氏が、最新作『知ってはいけない2——日本の主権はこうして失われた』で、米国の軍事支配から抜け出せない日本の「謎」に迫りました。


現代 2日 なぜ日本は、アメリカによる「核ミサイル配備」を拒否できないのか
主権の回復へ向かう韓国と、状況が悪化する日本

1年前には誰も予想できなかったことだが、今年の3月、突然朝鮮半島で劇的な南北の緊張緩和が始まり、6月には歴史的な米朝首脳会談も行われた。平和条約締結へのタイムテーブルはまだわからないが、「終戦宣言」そのものは、いつ出されてもおかしくない状況となっている。

一方、先月〔10月〕の20日、アメリカのトランプ大統領は、約30年間続いたロシアとの中距離核ミサイル(INF)全廃条約の破棄を表明した。

私のような日米の軍事上のウラの取り決めばかりを見ている人間からすれば、一見、矛盾するように見える、この2つの動きの意味するところは明らかだ。

つまり、スピードはどうあれ、すでに制空権を失い、反米軍基地運動も強力な韓国から、やがて米軍は撤退していく。その過程で、日本にとって「対米従属の最後のお友達」だった韓国の国家主権も、しだいに回復していくことになるだろう。

しかしその一方、日本の状況は悪化する。同じく制空権を失った、すべての自衛隊基地と米軍基地のあいだで共同使用が進み、そこにやがて対中国・ロシア用の中距離核ミサイルが配備されることになる。そして米軍の主要部隊はグアムその他へ撤退するが、「共同基地」に配備された核ミサイルの発射ボタンは米軍が握り続けるのだ……。

たんなる悪夢だと思われるだろうか。そうではない。すでに何十年も前から、「全自衛隊基地の米軍共同使用」と「日本の陸上基地への核ミサイルの配備」は、アメリカの軍産複合体が具体的な目標としてきた現実なのだ。日本国民の抵抗が弱ければ、必ず実現するだろう。

なぜ韓国にできる国家主権の回復が、日本にだけはできないのか。最新刊『知ってはいけない2——日本の主権はこうして失われた』を書く過程でわかったことだが、その最大の原因は、現在の安倍首相の祖父である岸首相が「安保改定」で結んだ「3つの密約」にあったのである。 .......................

冒頭のみです。続きは上記リンク先で読んでください。
面倒でも、時間が無くても、政治が苦手でも、これくらいは読んで下さい。
読めばわかります。


岸(安倍晋三の祖父・岸信介)が米国と結んだ密約「討議の記録」の驚くべき内容。

A〔日本の国土の軍事利用について①〕:「核兵器の地上配備」以外の、兵器に関する米軍の軍事行動については、日本政府との事前協議は不要とする
 
B〔他国への軍事攻撃について①〕:日本国内から直接開始されるケース以外の、米軍による他国への軍事攻撃については、日本政府との事前協議は不要とする〔=沖縄(当時)や韓国の米軍基地を経由してから攻撃すれば、問題はない〕
 
C〔日本の国土の軍事利用について②〕:Aの「核兵器の地上配備」以外で、旧安保条約時代に日本国内で認められていた米軍の軍事行動については、基本的に以前と変わらず認められるものとする
 
D〔他国への軍事攻撃について②〕:米軍の日本国外への移動については、日本政府との事前協議は不要とする〔=一度国外に出たあと、米軍がどんな軍事行動をとろうと日本政府は関知しない〕

つまりこれらの密約をまとめると、米軍は日本国内において「事前協議なしでの核兵器の地上配備」以外は、ほぼ何をやってもいいし(上記AとCによる)、事実上、日本の基地から自由に他国を攻撃してもいい(上記BとDによる)ということになるからだ。

さらに、岸首相自身が晩年の回顧録(*)で明らかにしているように、たとえ将来、これまで一度も行われたことのない日米間の「事前協議」が形式上行われたとしても、そこでアメリカ側が日本の陸上基地への核ミサイルの配備を提案したら、日本政府がそれを拒否するケースは最初から想定されていないのである。 


自民党政権が続く限り、
民意に関係なく、辺野古には新基地が作られ、
アメリカの好きなところに、イージスアショアが設置され、
自衛隊の基地を、米海兵隊が自由自在に使用し、
日本の基地の何処へでも、核兵器が持ち込まれます。

何故なら、自民党は上記密約と引き換えに、米国からの資金援助を手に入れ、それで一党独裁状態を築き上げた、いわば米国の傀儡政党だからです。
米国に隷属することは、自民党の秘密の党是なのですよよよ。


矢部氏は太っ腹にも『知ってはいけない2』の第3章を、特設サイトで全文公開し、次のように呼びかけている。

その本当の経緯を多くの人が正確に理解することが、今後の日本社会の進路と選択を考える上で、非常に重要な意味を持つと思うからだ。

岸を過剰に評価したり、逆にたんなる売国奴として切り捨てることは、おそらくどちらも間違いである。彼が確立した親米路線のなかで、その後日本は大きな経済的繁栄を遂げることになった。

しかしその過程で岸がアメリカ政府やCIAとのあいだで結んだ、国民の知らないあまりに異常な合意が、いま「戦後日本」という国に大きな危険をもたらしている。

なぜなら自国の軍事主権を、完全に他国の手に委ねることは、ほとんど自殺行為に近い暴挙だからだ。少し想像してほしい。

今年の2月までの米朝の軍事的対立期に、もし米軍が日本の基地から北朝鮮を攻撃したら、私たちの未来にどんな悲劇が待ち受けていただろう。もしも、米軍が核兵器の地上配備を行っていたら、私たちはどれほど深刻な危険にさらされていただろう。

軍事主権の放棄とは、戦争を「始める権利」の放棄であると同時に、戦争を「しない権利」の放棄でもある。国家にとってそれほど危険な状態はないのだ。

「朝鮮戦争の終戦」という世界史レベルの変化が起こりつつあるいま、私たち日本人には、かつて自国の首相が結んだ「誤った密約」の存在に真正面から向き合い、「ポスト戦後日本」の行方を正しく選択する大きな歴史的使命が与えられているのである。

現在選挙権を持つ国民は不運にも、そういう歴史的分岐点に遭遇してるのです。
面倒くさいとか、よくわからんとか言ってないで、ちゃんと向き合い、考え、正しい選択をするのが、これからの世代に対する責任なんだろうと思います。


自分の子や孫の世代のために、いつ考えるの? 今でしょ!

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以下、特設サイトでDLできる ぼうごなつこさんのマンガ。

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言えないねぇ。ごめんなさいが。自民党も安倍政権も。


ああそれと。
言わないねぇ。大手メディア。ほとんどこういうことを言わない。