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鳩山元首相の事務所に保管されていた「普天間移設問題に関する米側からの説明」と題された文書。「極秘」のスタンプが押されている=東京都千代田区で20日/毎日新聞


ツイッターで、ちょっと目についた。

2009年、民主党政権時代。
米軍普天間飛行場の県外移設を模索していた鳩山首相に、外務官僚が虚偽説明をし世論誘導を図ったという話は、ネット民の間では有名だけど一般にはあまり知られてないように思うので、紹介しておきましょう。



毎日新聞の記事

毎日新聞 30日 鳩山氏、普天間県外移設資料を自ら裁断 ルールなき首相公文書 省庁、保存せず 散逸の恐れ
鳩山由紀夫元首相(2009年9月~10年6月)が、在任中に自らが保有していた公文書の大半を退任直前に廃棄したと毎日新聞の取材に証言した。沖縄県・米軍普天間飛行場の県外移設問題などに関する一部の文書は個人事務所や自宅に持ち出したものの、政権の全貌が分かる記録は残っていないという。鳩山氏は「作成元の省庁が保存していると思い捨ててしまったが、省庁で見つからなくなっているものがある」とも証言する。首相が退任する際に公文書を保存するルールはなく、廃棄や散逸の危険にさらされている。

 鳩山氏は公文書を廃棄したことを悔やみ、首相が持つ公文書の保管のあり方に一石を投じたいとして、取材に…


官僚の虚偽説明について、琉球新報の詳細。

琉球新報 2015年 「米が呼び出し」虚偽か 09年、普天間移設で外務省
 米軍普天間飛行場の県外移設を模索していた民主党の鳩山政権当時、普天間飛行場移設問題をめぐり藤崎一郎駐米大使(当時)が2009年12月にヒラリー・クリントン米国務長官(同)に呼び出されたとする外務省側の説明が虚偽だった可能性が高いことが分かった。

 クリントン氏は2016年米大統領選の民主党最有力候補とされているが、国務長官在任中の公務に個人用メールアドレスを使用していた問題に伴い米国務省が公表したメールで判明した。メールでは「藤崎大使と明日会談するキャンベル(前国務次官補)が、あなた(クリントン氏)に彼(藤崎大使)と少しの間会えないか聞いている」と国務省職員がクリントン氏に面談の意向を尋ねており、同氏の呼び出しではなかったことが読み取れる。
 普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画を推進するため、鳩山由紀夫首相(当時)の意向に反して外務省が米国の圧力を実際以上に強調し、世論誘導を図ろうとした疑いが強まった。
 日本大使館は2009年12月21日の会談直前に各報道機関に「至急・重要」と、会談を通知した。会談後、藤崎氏は報道陣に「長官が大使を呼ぶのはめったにないとのことだ」と説明し、日米合意を推進する米側の圧力を示唆。外務省も「クリントン国務長官から日米問題の重要さ、沖縄の基地問題の重要さについて話があった」としていた。
 一方、米側はクローリー米国務次官補(当時)が翌22日の記者会見で、「呼び出したのではなく藤崎大使の方からクリントン長官とキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)を訪れた」と説明していた。
 藤崎氏に関するメールは、米国務省が6月30日にインターネット上で公表したメールの1通。クリントン氏が異例の呼び出しを行った事実がないことが読み取れる。藤崎氏は本紙の取材に応じていない。

外務省が駐米大使にクサい芝居やらせて、時の首相を騙したってことになる。
酷い話だねぇ。本当だとしたらコレ、犯罪でしょ〜。


虚偽と思われる極秘文書
外務省極秘文書


後から分かることが色々あるよねぇ。
民主党政権は、官僚に潰されたんだよ。(背後にはジャパンハンドラーと自民党)
政権交代をしても、また潰される可能性があるってことだね。
世論誘導を見抜く力を持たないと。



も1つ。毎日新聞のコレ、聞き捨てならんゾ!

  首相が退任する際に公文書を保存するルールはなく、廃棄や散逸の危険にさらされている。

アベちんが任期満了で辞めるときに、大量廃棄されちゃう可能性!
間違いなくやるでしょ、アイツは。

ってか、我が国の公文書保存ルールは、一体どうなってんだぁ? !(◎_◎;)