小川


上西充子先生が、小川議員の趣旨弁明を文字起こししてアップして下さいました。
お忙しいでしょうに、感謝です。<(_ _)>


note  4日 【文字起こし】小川淳也議員:根本厚生労働大臣不信任決議案趣旨弁明(2019年3月1日衆議院本会議)


リンク先でお読み下さい。


一部分だけ、コピペさせてもらいました。

【何が都合がよいか、悪いか、を基準とした言動の先に待つもの】

 現在の政権にはびこる、何が正しいかが基準ではなく、何が都合がよいか、悪いか、の行動、言動の先には、一体何が待っているのでしょうか。

 何が正しいか、を問い続けた社会は、透明性の高い、信頼に足る、まさにみんなのための社会へと、発展するのではないでしょうか。

 何が都合がよいか、悪いか、を問い続けた社会は、やがてその都合の良し悪しは、誰にとって都合が良いか悪いかという問題と、切り離すことができません。したがって社会は、やがてその特定の誰かのための社会になっていかざるを得ない。

 これが今、すでに日本社会で起き始めている、極めて危険な兆候ではないでしょうか。

 今回の統計不正もさることながら、かねてから大きな問題となっている国有地の処分、学校法人の認可、全てに同じ構図が見て取れるのではないでしょうか。
【最大の闘いの対象は、国民の諦め】

 総理、今回、私は国会審議を通して確信を深めたことがあります。

 当たり前のことですが、国民は、改めて誠実で本質をごまかさない、正直で信頼に足る政治を求めているということです。

 今回の国会審議を通して、わたくし自身のその思いもまた、ゆるぎない確信に変わりました。

 なぜなら、わたくし自身が少し前まで、その絶望とも渇望ともつかぬ思いと、闘ってきたからです。こんな政治で良いのか。こうした政治姿勢で良いのか。政治家の資質としてもっと問われるべきことが、他にあるのではないか。いつもそんな思いに駆られ、さいなまれていました。

 しかし、一連の不正統計に対する国会審議を通して、私ども野党議員に対して、多くの激励や励ましをいただくことを通して、国民は正直な政治を求めている、国民に真に寄り添う政治を求めている、そのことを強く確信したのです。本当にありがたいことでした。

 最大の闘いの対象は、実は安倍政権でもなければ、自民党でもない。私自身を含め、真に闘うべき対象は、この国民の諦めなのではないか。

 国民とともにこの諦めと闘うために、まずは私たち自身が確固たる意志を持って、自らを励まし、自らの絶望やあきらめと敢然と闘い続け、そして常に国民とともにある、その姿勢を示し続けなければなりません。



時間切れで届けられなかった部分、アップして下さるようです。