また1つ。当たり前のことをいう番組が、テレビから姿を消しました。 

上田晋也
「上田晋也のサタデージャーナル」公式サイトより


上田晋也が最後に、視聴者に伝えたことは....

ハフポスト 29日 上田晋也がサタデージャーナル最終回で語ったこと 「政治、世の中を変えるのは、我々一人一人の意識」(コメント全文)
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ラスト70秒、一度もカメラから目をそらすことなく…

番組ラスト、上田さんは真っ直ぐにカメラを見つめて、「今日が最終回ということになりました」と切り出した。

「あくまで私個人の考え」と断った上で、「世界がいい方向に向かっているとは思えない。よりよい世の中にするために、今まで以上に一人一人が問題意識を持ち、考え、そして行動にうつす。これが非常に重要な時代ではないか」と語った。

さらに「私はいつも当たり前のことを言ってきたつもりだが、当たり前のことを言いづらい世の中になりつつあるのではないかと危惧する部分もある」と踏み込んだ。

70秒間のメッセージの中で、上田さんがもっとも力を込めたのは「使命」という言葉だった。

「今後生まれてくる子どもたちに『いい時代に生まれてきたね』と言える世の中をつくる使命があると思っています」

一度もカメラから目をそらすことなく思いを語った上田さんに対し、SNSでは「打ち切りとは情けない」「いい番組がまた一つ消えた」「かっこいい」など賞賛する声が上がっている。

上田さんのメッセージ全文は次の通り。
今日が最終回ということになりました。
世の中の様々なことについて、世の中の皆様にほんの少しでも問題提起ができればいいなという思いで、毎週お送りしてきました。
あくまで私個人の考えになりますけれども、今、世界が良い方向に向かっているとは残念ながら私には思えません。
よりよい世の中にするために、今まで以上に一人一人が問題意識を持ち、考え、そして行動にうつす。これが非常に重要な時代ではないかなぁと思います。
そして、今後生まれてくる子どもたちに、『いい時代に生まれてきたね』と言える世の中をつくる使命があると思っています。
私はこの番組において、いつもごくごく当たり前のことを言ってきたつもりです。
しかしながら、一方では、その当たり前のことを言いづらい世になりつつあるのではないかなと危惧する部分もあります。もしそうであるとするならば、それは健全な世の中とは言えないのではないでしょうか。
最後に、また当たり前のことを言わせていただこうと思いますが、私は政治、そして世の中を変えるのは政治家だとは思っていません。
政治、世の中を変えるのは、我々一人一人の意識だと思っています。
みなさま、どうもありがとうございました。

政治、世の中を変えるのは、我々一人一人の意識

胸に刻みましょう。
たとえそれが誰かに刷り込まれた意識だとしても、それに気付き変えることができるのは、私たち1人1人なのだ。

「今後生まれてくる子どもたちに、『いい時代に生まれてきたね』と言える世の中をつくる使命がある」

これって、れいわ新選組の公認候補・やすとみ歩氏の「子どもを守る」と同じだね。



 
ありがとう上田さん。
また他の番組で、当たり前のことを言える日が来るように、私も頑張ります。