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現代 11日 「週7日勤務でも手取り15万」シングルマザーが山本太郎に寄付した理由
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山本太郎が新党「れいわ新選組」を立ち上げ、参院選に臨んだのが2019年春のこと。朝日新聞記者の牧内昇平さんは、当初は彼を「単なる目立ちたがり」だと思っていたという。しかし妻の勧めで演説を聞き、取材を進めるうちに、「本当に苦しい人たち」の多くが苦しい中での寄付をし、その集合体が4億円の寄付になったということを実感するようになった。

過労死など労働環境の取材を続け、『過労死:その仕事、命より大切ですか』の著書もある牧内氏は、「生きづらさ」を感じる人々が山本氏に希望を託していると痛感したのだ。

そこから、なぜこの「れいわ現象」は起きたのか、という視点で取材をし、まとめたのが『れいわ現象の正体』(ポプラ新書)だ。牧内さんが出会った「山本太郎に救われ、支えている人たち」はどのような人たちなのか。
発売を記念し『れいわ現象の正体』より抜粋掲載。今回は30代のシングルマザーをご紹介する。


生活に追われながら寄付をする人たち

厚生労働省の国民生活基礎調査(2016年)によると、日本の「貧困率」は15・7%。国民の7人に1人が貧困状態で暮らしている。これだけでも凄まじいが、ひとり親世帯に限定すると貧困率はさらに大幅に上がり、50%を超えるこれでは当然、将来を見すえてお金をためる余裕はない。全世帯の約15%、母子世帯に限れば約 38%が、「貯蓄ゼロ」の状態である。

しかし、そんな生活が苦しい人びとが、わずかな貯金の中から山本太郎氏の「れいわ新選組」に寄付している。

ここに紹介するのは、ひとりのシングルマザーだ。

 日本では年間およそ 20 万組の夫婦が離婚している。幼い子どもがいる場合、その多くが母親のもとで大人になっていく。育児と仕事を一人で担うシングルマザーたちは、「育児のために残業ができない→残業ができないと正社員になれない→低賃金で不安定な非正規労働で我慢するしかない」という負のループにはまってしまう。

わたしが6月上旬に取材したシングルマザーは、仕事に追われ、家事に追われ、心のゆとりがなかった。政治のことを考える余裕なんて、少しもなかった。ただただ耐える。そんな生活だった。彼女の声を紹介しよう。 ....

続きはリンク先でお読み下さい。

れいわ新選組の躍進は「本当に苦しい人」が少なからず存在することの証左。
なのに、テレビや新聞などの大手メディアが、あまりここにスポットを当てない。
取り上げても、貧困の原因がどこにあるかは言及しない。
原因は、自民党が続けてきた新自由主義により格差が拡大したことにあるのに。

アベ政権の7年で、メディアもどんどんおかしくなってしまった。
参院選が終わるまで、大手メディアはれいわ新選組を報道しなかった。
メディアは正義の味方でも、弱者の味方でもないのだと改めて感じた。


 国民の7人に1人が貧困 1人親世帯に限定すると50%を超える。


参院選後、山本太郎がテレビで貧困問題を取り上げたのに、それに真っ向から取り組むメディアは皆無で、絶望しかない。


今だけ、金だけ、自分だけの国は、やがて滅ぶと思いますけどね。